ロール表面の傷によるフィルムへの転写をなくし、耐摩耗性の向上を図り長く使用したいという課題をコーティングで解決した事例を紹介!
フィルムシートの延伸工程では、ロール表面の少しの傷も許されません。 よって延伸ロールの表面の「みがき」は、とても重要になり、 傷が付きにくい高い硬度が求められます。 耐摩耗性を向上させ、ロール表面のキズによるフィルムへの転写を少なくし、 離型性の向上もできる弊社のセラミック溶射でそのお困りごとを解決した事例を紹介します。 ■課題 ロール表面の傷によるフィルムへの転写をなくし、 更に耐摩耗性の向上を図り長く使用したい ■提案 セラミック溶射の高硬度な皮膜で耐摩耗性の向上、 NCI独自の仕上げ技術による表面粗度(亜鏡面~超鏡面迄)「みがき」の提供、 また使用後再コーティングが可能なので、 再現性のある表面粗さに何度でも仕上げて提供できると提案した ■効果 寿命が延び修理のサイクルが長くなり、メンテナンス費用が大幅に削減でき、 生産性の向上に寄与できたので大変喜ばれた
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基本情報
【日本コーティング工業の溶射種類】 ■ローカイド溶射 ■プラズマ溶射 ■高速フレーム溶射 ■アーク溶射 ■サーモ溶射 【溶射の取扱材料】 ■ロッドタイプ溶射材料 ■酸化物系溶射材料 ■炭化物系溶射材料 ■金属・合金溶射材料 ■自溶性合金溶射材料
価格帯
納期
用途/実績例
【実績】 ■化学プラント:シャフト、スリーブ、プランジャー、メカニカルシールの摺動部 ■半導体・液晶:カバーリング、石英への溶射、シャワープレート ■鉄鋼・金属:伸線機部品、フリンガー、圧延軸 ■フィルム:SCR、RA、WC、OAT、 ■自動車:ピストンヘッド、焼入れコイル ■飲料:フィラー充填機部品、フィラー充填機部品、フィラー充填機部品、ガイド
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セラミック溶射の基幹技術ローカイドプロセスを日本で最初に導入し、 ロケット開発を支えて以来半世紀、NCIは常にローカイドプロセスを 追求しセラミック溶射をリードし進化させてきました。 ローカイドプロセスのノウハウがあればこそプラズマ・ ハイブリッド・高速フレーム・表面パターンなど突出した機能と品質の提供が可能です。 NCIの溶射技術は先端技術分野でも幅広く利用されており NCIならではの質の高いソリューションを提供しています。