画像解析により外乱に強く、鋳型ごとの安定的な温度測定を実現!
鋳造においては、品質不良や再溶解によりエネルギー消費増加を招く要因となっています。そのため、不良品の発生を防ぐために、金属溶湯の温度を適切に管理する必要があります。 『MiEL Thermo HT』では、従来の熱電対や放射温度計では実現できなかったトレーサビリティの向上と品質改善へのデータ活用に貢献します。 【本システムの特徴】 ■熱電対を用いた手作業の計測では鋳型ごとの計測が困難 →鋳型ごとの計測が可能 ■従来の放射測温計では外乱の影響により計測誤差が大きく安定的なデータが取得できない →画像解析により外乱の影響を受けにくく、安定的な計測が可能! ■従来の放射測温計では計測箇所が狭く、計測が難しい →広範囲に計測可能かつ溶湯を自動抽出可能! ■故障したときのコストが高い →光学機器は汎用の産業用カメラを使用しているため、リーズナブルに交換が可能! 【導入効果】 ■安定的な鋳型ごとの計測によるトレーサビリティの向上 ■品質改善へのデータ活用が可能 ■熱電対計測回数の減少による廃棄物・工数削減
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基本情報
【標準仕様例】 ●機器構成 ・光学機器一式 ・その他ハードウェア一式(PCなど) ・温度解析ソフト ●システム詳細 (1) 測定範囲温度:600℃~1600℃ (1000℃以上推奨) (2) 測定範囲:235mm×310mm(計測対象までの距離2.5mの場合※距離によって変動します) (3) 測定モード:ライン計測、エリア計測 ※いずれも溶湯自動認識機能が付いております (4) 入力:カメラ…PC接続にて電源供給可、PC…100V電源 (5) 出力:瞬時値、ピークホールド、移動平均値、鋳型毎平均値 データはcsv形式にてPC内に保存されます (6) 動作温度: 0℃~50℃ ※カメラにはエアパージによる冷却機構推奨 、カメラボックスのオプションもご用意しております (7) 外部連携: Ethernet/IPによる通信連携
価格情報
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納期
用途/実績例
鋳鉄鋳造における注湯工程
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