S-S基の再架橋がポイント!タンパク質の構造や機能を安定化する新規ビオチン標識剤
従来のビオチン標識は、タンパク質の官能基にランダムに結合し、結合するビオチン数や結合位置のコントロールは困難でした。また、標識のために開裂したS-S基は、再架橋しないため、タンパク質の高次構造の変化・活性低下を引き起こすことが課題でした。 本技術では、ビオチンはジブロモ-ピリダジンジオン基のBr基に導入され、標識と同時にS-S結合が再架橋されることが特長です。 これにより、タンパク質の高次構造が安定化し、タンパク質の活性が保持されます。結合ビオチン数は1個または2個を選択でき、ストレプトアビジンとの結合特性を利用したタンパク質の配向制御に使用できます。
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基本情報
■抗体、抗体断片Fabへのビオチン標識 ■開裂したS-S結合はビオチン導入時に再架橋 ■タンパク質の高次構造の安定化・活性維持
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用途/実績例
【用途例】 ・免疫測定(ELISA法、イムノクロマト法) ・タンパク質固定チップ(SPR、AFM、バイオセンサー等) ・バイオコンジュゲート(抗体ラベリング、DDS等)
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