製造工程でも脱炭素化 EV製造工程での誘導加熱(IH)の適用例をご紹介
EV製造工程での誘導加熱の適用事例をご紹介いたします。 ・ハウジングとステーターの焼き嵌め ステーターは軽量なアルミニウムのハウジングの中に焼き嵌めで嵌め込まれます。 アルミニウム製ハウジングは、ハウジングとステーターの干渉嵌合により、200~300℃に加熱され、 アルミニウムが膨張することで、ステーターをハウジング内に容易に配置できるようになります。 ・ローター内側のスチールシャフトの焼き嵌め 電動モーターのステーター内のローターは、発生する熱を除去することが難しいため 動作中の渦電流による発熱を抑えるため、鋼板の積層で作られています。 誘導加熱コイルは、スチールを外側から、または内側から加熱するように設計することができます。 ・スチールローターの乾燥 モーターを効率よく動かすために必要な厳しい公差で加工された後、スチールローターアセンブリが誘導加熱により加熱され加工液を除去します。 誘導加熱は閉ループ制御により、ローターの温度を厳密に制御できます。 他にも複数の適用事例がございます。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
一般的なEV は、内燃エンジン車に比べて可動部品が約90%少なくなっています。 誘導加熱(IH)が製造工程の脱炭素化、作業環境の改善が期待できます。 誘導加熱(IH)は従来の火炎や炉を使用した加熱方法に比べ再現性や正確さ、効率性などの点で優れていることが多いです。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
・ローターとステーターへのワニス、ワックス ・バッテリー製造 ・ヒューズ製造 ・バッテリー冷却回路のろう付け ・金属とプラスチックの接合 ・炭化ケイ素(SiC)製造 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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誘導加熱用電源と加熱装置、プラズマ用高周波電源、RFパワーアンプなど、高周波の工業利用及び理化学研究用の高周波電源とその高周波利用装置を製造販売しています。 誘導加熱電源は、出力1.2kWから500Kwまで幅広く取り揃えており、特に他に類のない小型化と広い周波数範囲をカバーするため、今まで誘導加熱の適用が困難であったアプリケーションにも応用されています。 プラズマ用電源とRFアンプについては、米国の系列会社にてエンジニアリングと製造を行い、販売のほか応用機器の設計製造を行なっています。 半導体装置用プラズマ高周波電源と広帯域増幅器の30年以上の経験を踏まえ、的確なエンジニアリング業務でお客様の理想を実現します。 機器選定のための加熱テストも初回無償で承っております。