車載イーサネット用SFPモジュール
88Q2112 SFP Module, 88Q2221M SFP Module, MVQ3244 SFP+ Module
100BASE-T1から10GBASE-T1まで。MACsecやTC10準拠の車載ネットワークの進化に対応するSFP
Intrepid社は、様々な車載イーサネット規格に対応するSFP/SFP+(スモールフォームファクタ・プラガブル)モジュールのファミリーを提供しています。 これらのモジュールは、SFP/SFP+スロットを備えたあらゆるハードウェア(Intrepid社のデータロガーやスイッチ、または他社製のテスト機器など)に、車載イーサネットの物理層(PHY)機能を追加するためのものです。 これにより、お使いの機器を、目的に応じた車載イーサネット規格に即座に対応させることができます。 製品ラインナップは、ベーシックな100/1000BASE-T1対応モデルから、最新の省電力(TC10 Sleep/Wake-up)やセキュリティ(TC17 MACsec)規格に対応したモデル、さらに高速な2.5/5/10GBASE-T1(MultiGBASE-T1)に対応したモデルまで、幅広く取り揃えられています。
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基本情報
【共通仕様】 ■車載Ethernetコネクタ: H-MTD 接続システム (USCAR準拠) ■動作モード: マスター、スレーブ、オートネゴシエートから選択可能 ■インジケータ: リンク状態、アクティビティ、速度を示すLED ■筐体: 低EMIを実現するフルメタル筐体とステンレス製シールド ■動作温度範囲: -40℃ ~ 85℃ の工業用温度範囲 【モデル別仕様比較】 ■88Q2112 SFP Module 対応規格: 100/1000BASE-T1 MACsec (TC17), スリープ/ウェイク (TC10): 非対応 ■88Q2221M SFP Module 対応規格: 100/1000BASE-T1 MACsec (TC17), スリープ/ウェイク (TC10): 対応 ■MVQ3244 SFP+ Module 対応規格: 2.5/5/10GBASE-T1 (MultiGBASE-T1) MACsec (TC17), スリープ/ウェイク (TC10): 対応 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
■ハードウェアの機能拡張: RAD-GigastarやRAD-Epsilon XLなど、SFPスロットを持つIntrepid社製品に本モジュールを装着し、特定の車載イーサネット規格への接続機能を追加します。 ■適合性・性能評価: 汎用のテスト機器に本モジュールを装着し、ECUやスイッチなどの車載ネットワーク機器が規格に準拠しているかの適合性試験や性能評価を実施します。 ■ECU開発と診断: Marvell社の評価ボード(EVB)などに接続し、ECUのリアルタイムモニタリング、診断、再設定など、開発の様々な場面で活用します。 ■柔軟なテストシステムの構築: 同じテストハードウェアを使いながら、SFPモジュールを交換するだけで、1000BASE-T1から10GBASE-T1へと、異なる物理層のテストに迅速に切り替えることが可能になります。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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88Q2112 SFP Module | 88Q2221M SFP Module |
MVQ3244 SFP+ Module |
カタログ(1)
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1994年、イントリピッド・コントロール・システムズは、ミシガン州デトロイト郊外に設立され、それ以来、世界中のお客様に車載通信の様々な規格に対応した最新の開発ツールをお届けしてきました。 CAN/CANFD、LIN、Automotive Ethernet、BroadR-Reach、FlexRay、MOST、Keyword2000、ISO14229、ISO9141、UART、J1939、J1850、GMLAN、I2C、SPI等 の開発ツールの提供をしております。 我々の顧客には、フォーチュン100社に含まれる大企業、主要なOEM企業から、個人まで、様々なお客様がおります。 また、世界中に張り巡らされたディストリビューター網の他に、USA、日本、中国、インド、ドイツ、UK、韓国に支社を持ち、直販と技術サポートを展開しています。 ほかにも、自動車業界におけるセミナーの主催や、展示会出展を積極的に行い、技術論文等の面でも貢献しています。