国宝・重要文化財から絵画や浮世絵まで 美術印刷の粋を極めた複製画制作
美術印刷にこだわりを持つサンエムカラーでは、複製画の制作にも力を入れています。 複製画とは、高価な美術作品を自宅で手軽に鑑賞できるようにしたり、損傷を負いやすい文化財の複製を展示普及するといった目的で制作されるものです。 京都という土地柄から、歴史ある文化財の複製に携わることも多く、著名な神社仏閣や博物館で原本の代わりに展示される複製も数多く手がけています。
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基本情報
作品の技法や素材感に合わせて、最適な技術を提案 色の再現はもちろん、複製画でもうひとつ難しい点は、本物の質感やディテールを再現することにあります。日本画であれば、胡粉の盛り上がりや剥がれ、岩絵の具の粒立った質感、和紙の繊維感や金箔や金泥など。これらを画像として平面的にスキャンしてプリントしても、本物らしさには近づけません。 多様な技術を持つサンエムカラーでは、あらゆる技法を組み合わせて、作品ごとに最適なプリントをご提案します。
価格帯
納期
※数量によって納期が異なりますので、お気軽にお問い合わせください
用途/実績例
文化財、美術品の複製を行います。ご依頼いただいた作品を博物館のクオリティで複製します。
詳細情報
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「利剣名号」複製 京都の百萬遍知恩寺に納められている「利剣名号」は、第八世の善阿空圓上人が後醍醐天皇から賜ったとされる非常に大きな掛け軸です。劣化の恐れがあり限られた法要でしか掲げることができない状況にありましたが、疫病退散の御利益があるとされる利剣名号を掲げ、祈願したいとの思いを受けて複製制作にあたりました。 ギガピクセル・アートスキャナによって精密に撮影したのち、表面のかすれや素材感までプリントで再現。原本と照合しながら校正を重ね、原寸大の掛け軸に仕立てました。
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豊原国周「歌舞伎十八番之内 勧進帳 武蔵坊弁慶 市川團十郎」 「勧進帳」の原型は、初代市川團十郎が演じていましたが、演目として完成したのは、1840年に河原崎座で演じた、七代目市川團十郎でした。 義経は、長男の八代目團十郎が演じました。 頼朝に追われて義経たちが逃げる途中、安宅の関で捕らえられました。 弁慶が、主君、義経を打ち据える演技をし、関守の富樫が、義経たちと気づきながら見逃すという、人気の演目です。
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創業以来、写真集・美術図録・文化財複製などの印刷で培った技術力で、クリエイターや出版社、博物館・美術館に高品質な印刷物を提供しています。最新8K印刷から特殊加工まで、多彩な印刷技術で作品の価値を最大化します。