電力も燃料も不要。漏洩水素を安全に水へ変える次世代除去装置
Toplus DHCシリーズは、電気を一切使用せずに安全かつ効率的に漏洩水素を水へ変換する装置です。 内蔵触媒により、水素と空気中の酸素を室温で自然反応させ、水蒸気として除去します。反応過程で発生する熱が自然対流を促し、除去効率をさらに高めます。 本装置は、換気不良や設備故障などで滞留した水素ガスを安全に除去することができ、水素関連施設や装置の安全性向上に貢献します。 主な特長 ・ 密閉空間の漏洩水素を安全に水へ変換 ・ 電力不要・消耗品不要・燃料不要 ・ 第三者機関による検査証付き ・ 設置が容易でメンテナンスフリー
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基本情報
| モデル | 水素漏れ最大処理量 | 寸法(mm)※付属品除く | 重量(kg) | | DHCVZ2B | 2 L/h | Ø121 × H46 ±10 | 0.27 ±0.05 | ※本製品はIEC 60079-10-2に定義されるゾーン2危険区域での使用に対応。 ゾーン0・1での使用は禁止されています。 ※消防法上の第2類危険場所での使用は可能です。 ※DHCは換気・検知器・点検などの他の安全対策を代替するものではありません。 包括的な安全計画と併用してください。
価格帯
納期
用途/実績例
【適用場所】 水素が滞留するリスクのある以下のような場所に最適です。 ・水素関連実験室・水素燃料電池室 ・水素ボンベ保管室・鉛蓄電池充電室 ・燃料電池車ガレージ・水素発電所 ・水電解水素生成室・金属熱処理工場 ・水素ステーション ・食品・飲料・医薬品分野の水素化処理工場 など
詳細情報
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使用例 水素は空気よりも軽く、密閉空間の上部に蓄積する傾向があります。 そのため、DHCは通常、漏洩が発生しうる箇所や換気の悪い場所の上部に設置されます。 (※パンフレット2ページのイラスト参照: 「DHC無し」では濃度上昇が続く一方、「DHC有り」では安全レベルまで低下)
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性能試験結果 限られた空間に一定流量の水素を注入し、装置の有無で比較試験を実施。 DHC無し(黒線):水素濃度が上昇し続ける DHC有り(赤線):濃度が安全域まで低下(約4,400ppm → 2,800ppm) → 試験結果より、水素濃度の上昇を大幅に抑制する効果が確認されています。
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
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DHCVZ2B | 2 LPH 対流型脱水素装置 |
カタログ(1)
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三國機械工業は1950年に設立以来、コンプレッサーと油圧装置を両軸としてあらゆる産業のお客様からのご要求に適した機械装置を販売して参りました。さらにお客様のご要望に基づき、機器単体を販売するにとどまらず、コンプレッサーユニットや油圧システムといった周辺機器も含めたシステム一括を自社設計・製作・納入するシステムオルガナイザーとして提案型営業を展開して参りました。 お蔭様で60年以上に渡る多方面での実績で得た技術や経験を生かし、炭酸ガス回収装置やアンモニア供給装置等の省エネ・環境分野といった時代のニーズに合ったオーダーメイドの商品も販売しております。また、海外からの新技術の導入も積極的に行い、機器供給のみならず国内法規対応やメンテナンス体制も整えたサービスを提供しております。 今後も全社員がお客様に最適なご提案を行えるセールスエンジニアとして、また品質・納期・信頼性・価格・メンテナンス性に優れたプラントを納入するプラントプロジェクトエンジニアとして、より一層の努力と自己研鑽を重ね、お客様の信頼にお答えするエンジニアリング機能を持った機械専門商社として発展していく所存です。