身近に実現、構造ヘルスモニタリング
ビルや公共施設等のコンクリート構造物及び、橋やトンネル等のインフラ構造物を人に例え、健康診断する様に状態を計測する事を構造ヘルスモニタリングと呼びます。 その様々な診断方法の一つとして、振動計測によるヘルスモニタリングが進められており、近年老朽化が進んでいる橋やビル等の劣化診断への応用が進められています。 本製品は、構造ヘルスモニタリング用に、性能・コストとのバランスを配慮した計測ユニットです。 構造物に限らず多点、高密度の地震計測や傾斜検知にも広く応用いただけます。 低周波振動の検知能力を確認するための加振を行うのは簡単ではないなか、 国立研究開発法人産業技術総合研究所にて0.04Hzでの動作実証がされました。 これにより、長周期地震動も正確にキャッチできることが確認されました。 〇長周期地震動とは? 大規模な地震で発生する、周期が長く(2〜20秒程度)、ゆっくりと大きく揺れ続ける地震動のこと
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■高い微動検知能力 0.1galの微動も計測可能のため、地震観測のほか床振動の評価などにも使用できます。 ■充実したモニタリング機能 ・電源喪失対応メモリー ・RS485 Modbus通信 ・同期専用線 ・セルフチェック機能 ・ホスト喪失対応 ・細い専用線。外形φ5のケーブルで動作するので敷設工事の制約が少なくてすみます。 (コネクタφ13) ■設置作業を軽減する性能 ・保護等級IP67 ・耐衝撃1,000G ・コンパクト ・CEマーキング ■センサノイズ密度 (rms) ・高精度モード:XY:0.0001gHz^0.5レベル、Z:0.0002gHz^0.5レベル ・高振動モード:XY:0.0003gHz^0.5レベル、Z:0.0005gHz^0.5レベル 0.1 Hz ~ 100 Hz (0.1 Hz ~ 100 Hzでは0.00004g^0.5以下) ※仕様の詳細はカタログをご参照ください。
価格帯
納期
用途/実績例
〇橋梁などの交通インフラ 橋脚の洗掘状況の把握(国土交通省SIP) IMVでは大阪市立大学川合教授と共同で橋梁のヘルスモニタリングの研究を行い、研究内容が国土交通省SIP( 戦略的イノベーション創造プログラム) の課題に採択されました。 〇高層ビルの構造ヘルスモニタリング
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
振動試験装置の販売において、国内シェアトップ。振動を「起こす」「測る」1957年の設立以来、振動を中心とした環境試験・計測・解析の分野で事業を展開してまいりました。これからも世界レベルの「開発力」「提案力」そして「総合力」を強みに、製品・パートナー・社会に対して、信頼を形にする企業でありつづけます。









