ソニーの先進的なIMX454マルチスペクトルイメージセンサーを搭載。軽量でドローンへの搭載も可能。
ソニー製IMX454 マルチスペクトルイメージセンサーを搭載したUSB3.0 カメラ 「LI-USB30-IMX454-MIPI-092H」 は、 通常のカラーイメージセンサーは、各画素のフォトダイオード上に赤・緑・青の3 種類のカラーフィルターが形成されていますが、ソニーのマルチスペクトルイメージセンサーIMX454 は、フォトダイオード上にそれぞれ異なる波長の光を通す8 種類のフィルターが形成されています。一般的なマルチスペクトルカメラは、プリズムや回折格子のような分光素子をカメラに内蔵し、被写体もしくは、カメラを一定の速度で走査して撮影する仕組みのため、撮影シーンが限られています。IMX454 を利用すると、一般的なカメラと同様にワンショットで2 次元の画像が撮影でき、さまざまなシーンに活用可能です。
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基本情報
【製品仕様】 ■ソニー製対角6.46mm(1/2.8型)CMOSイメージセンサー IMX454 ■マルチスペクトル・イメージング・カメラ ■USB 3.0スーパースピード対応 ■デフォルトM12レンズ ■最大41チャンネルをサポート ■PythonAPIのサポートカメラツールソースコード ■1937(縦)×1097(横)(アクティブピクセル) ■フレームレート:1948 x 1097 @ 30 fps ■光学フォーマット:1/2.8″ ■ピクセルサイズ:2.9 x 2.9 μm ■USB 3.0 + 5 VDC電源
価格帯
納期
用途/実績例
■農地の観察 現在、農業界では上空からカメラで農地を撮影し、作物の育成状況を正確に把握することで、データに基づく栽培管理を行う取り組みが進んでいますが、撮像した作物の色情報だけで育成状況を判断するのは容易ではありません。マルチスペクトルイメージセンサーを利用して撮影することで、農作物の分光画像から育成状況や分布を効率よくモニタリングでき、水や肥料を与える最適なタイミングを把握しやすくなります。 ■農業機械の自動運転 人手不足の問題を解消するため、自動で走行する農業機械のニーズが高まりつつあります。自動車の場合、道路の白線や標識を頼りにしながら自動運転を実現しますが、農地の場合、頼りにできる目印が少なく、さまざまな情報を収集し、環境を認識することが不可欠です。マルチスペクトルイメージセンサーは、物質ごとの反射特性の違いをとらえることに適しており、植物や土壌、水たまりなど周辺の環境を効果的に識別しやすくなります。これにより、自動走行の経路選択の正確性が増し、農業機械の自動運転の実現に貢献します。
企業情報
Ai Sensing合同会社は、先端のイメージング技術を取り扱う専門商社として、 米国Leopard Imaging社の日本の代理店を務めています。 高性能なカメラモジュールや映像ソリューションを提供する同社の製品群を 日本国内のお客様に確実かつ迅速にお届け。 当社の最大の強みは、商社でありながら自社内に経験豊富なエンジニアを 擁している点にあります。 これにより、製品選定から導入後の技術サポートまで一貫して対応可能な 体制を構築し、お客様の高度なニーズにも柔軟に対応しております。









