LFP特有の「平坦な放電カーブ・急な電圧降下」の課題を解説。電源変動下でも正確に位置決め停止する高精度サーボ。
リン酸鉄リチウム電池(LFP)の採用において、多くの制御エンジニアが直面する壁が「放電カーブの平坦さ」です。LFPは残量が少なくなっても電圧が降下しにくく、容量の限界付近で突然ガクンと電圧が落ちるという特性を持っています。 このため、単純な電圧監視だけではAGVの停止距離が変わってしまったり、指定位置にピタリと止まれないといった制御不良を引き起こすリスクがあります。BMS(CAN通信)による厳密な残量管理と同時に、モータ側にも「電圧の変動に左右されず、エンコーダからのフィードバックで常に正確な位置と速度を補正する」高度なサーボ制御能力が求められます。 当社取り扱いの「CMSシリーズ(低電圧・大出力コアードサーボモータ)」は、高分解能エンコーダを標準搭載。LFP電池特有の急激な電圧変動や低電圧環境下においても、上位コントローラと連動してミリ単位の正確な位置決めと安定した走行を約束する精密駆動ユニットです。
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基本情報
■ LFPの電圧特性とサーボ制御の要点 ・電圧降下時の位置決め補正:バッテリー電圧が急変動しても、エンコーダのパルス信号を元にリアルタイムでトルクと速度を補正し、オーバーランを防ぎます。 ・BMS/CAN通信との連携:スマート電池側の状態監視システムと連携し、機体の滑らかな減速・安全停止を確実に実行する応答性の高さが必要です。 ■ 低電圧・大出力サーボモータ(CMSシリーズ)の特長 ・高精度エンコーダ搭載:DC駆動モータでありながらACサーボ同等の精密な位置・速度フィードバック制御を可能にします。 ・大出力と高応答性の両立:LFPの重い機体を動かすパワーと、指定位置でピタッと止まる繊細な制御を同時に実現します。 ・試作・小ロットから全数国内検品を実施してお届けします。
価格情報
強力なネオジム磁石を用いたコアード設計を採用し、標準在庫品として生産体制を確立しているため、価格と納期に非常に優れています。年間使用数量やロット台数、ドライバおよびギヤヘッドの有無に応じて価格が変動いたしますので、コスト削減をご希望の方はぜひ一度お見積りをご依頼ください。ご予算やご希望に添えるよう、当社営業部が全力を尽くして対応いたします。
納期
用途/実績例
【LFP電圧管理・精密制御における用途検討例】 ・充電ステーションへのミリ単位での自動ドッキングが求められるLFP搭載AGV ・自走式ロボット(モバイルマニピュレータ)のアーム関節および精密走行軸 ・電圧変動に影響されず一定の速度・張力を保つ必要がある巻取り・供給装置 ・リチウム電池のCAN情報を元に高度な挙動制御を行う次世代FA設備
ラインアップ(7)
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| CMS40 | (□40 / 25W~50W / 0.12~0.16Nm) |
| CMS60 | (□60 / 100W~300W / 0.5~1.47Nm) |
| CMS80 | (□80 / 375W~750W / 1.84~3.70Nm) |
| CMS110 | (□110 / 550W~1175W / 2.50~5.76Nm) |
| CMS130 | (□130 / 525W~2400W / 2.5~14.6Nm) |
| CMS180 | (□180 / 2400W~5200W / 11.5~24.6Nm) |
| 全シリーズ | ※全モデルにおいて、無励磁作動形電磁ブレーキおよび遊星ギヤヘッドの搭載オプションをご用意しております。 |
カタログ(3)
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クルー株式会社は、低電圧バッテリ駆動のブラシレスDCモータやACサーボモータをはじめ、各種ギヤードモータ、インホイールモータ、制御ドライバを取り扱う専門企業です。選択肢が限られがちな低電圧領域において、小出力から大出力まで幅広くラインナップ。単なる製品販売にとどまらず、ドライバ選定や動作レクチャー、トラブルシューティングまで納入後も丁寧にサポートいたします。お客様の設計課題に寄り添い、現場で確実に運用できるまで共に歩むパートナーを目指します。






