蛍光灯にかざして見ていた表面の歪みがパターンとして定量的に測定できます
● フィルム、ガラス、プラスチック、塗装面などの蛍光灯にかざして見ていた、微小な表面歪みが測定可能です。 ● 従来、官能検査に頼っていた表面の歪みを、傾斜角分布、曲率分布、又は3点ゲージの変位量として、定量的に表示します。 ● 高感度な測定(1mradの面の傾きの変化を検知)が可能です。 ● マップ表示、CG表示、CSVファイル出力が出来ます。
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基本情報
■測定原理 鏡面性の対象の表面に映り込んだスクリーン上の縞の鏡像を観察すると、表面の歪みに応じて縞がゆがんで見えます(ゼブラパタン観察)。 ゆがみ量は歪み形状のgradient(面の傾き量)に関係します。対象表面のあらゆる点でスクリーン上の対応点の座標を求めて縞のゆがみ量を定量化し、歪みパタンを測定します。 ■測定方式 スクリーン上に「周期の異なるストライプパタン」と「移動するマルチスリットパタン」とを順に投影し、測定対象面に映った鏡像をTVカメラで観察します。 これらの画像をSurfTRiDY法で解析し、傾き量(gradient)のパタンに変換します。 さらにこれを微分して曲率のパタンを求めます。
価格情報
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納期
用途/実績例
■用途 鏡面あるいは半鏡面の対象の表面の歪みの観察・記録・評価・検査 <対象例> プレスパネル、塗装パネル、ガラス、プラスチック、フィルムなど (※)表面がくすんでいる対象についても、「油」を塗布すると「鏡面性」が増して測定できるようになる場合があります。 ■面歪パタン測定事例 鋼板プレスパネル ステンレス金具(パンチ穴・打痕あり;30mm×100mm) ステンレス板(歪み・打疵あり;200mm×300mm) 凹面鏡 ( 50mmΦ×3枚 ; 曲率半径=3,000mm、∞、30,000mm ) CDケース(透明プラスチック;125mm×140mm)
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