2台RS232C機器をネットワークに直結
◆イーサネット側通信プロトコルは、TCP/IP、UDP、TELNETを内部に標準で搭載しており、ネットワーク側通信相手機器は、TCP、UDPソケットを用いて[Enet-100R2]とネットワーク通信します。 ◆100/10Mbps、全二重/半二重の自動認識、自動切換機能を搭載しており、システム構築に柔軟に対応します。 ◆ネットワークコネクションの開設/終了は、[Enet-100R2]側/ホスト側のどちらからも行えます。開設中の受信データはパケット単位で、ネットワーク相手機器へ送信され、ネットワーク相手機器からのパケットのデータ部分のみをRS232Cへ送信します。 ◆通信条件、イーサネット関係のアドレス等は、プログラムモードで対話式に設定が可能です。これらの条件設定は、FLASH ROMに記憶させます。設定は、ターミナルソフト+パソコンのRS232Cを使用した方法とTELNET LOGINによる方法が可能です。また、FLASH ROM搭載によりオンラインでファームウエアのヴァージョンアップも可能です。
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基本情報
◆[Enet-100R2]は、好評発売中の[Enet-R]の上位機種で、調歩同期RS232Cとイーサネットとの異なるプロトコルを双方向通信させるインターフェイスです。LinuxのTCP/IPスタックと同じ構造を持つコアの構築によって、TCP/IP各関連プロトコルのサポートをより完全化し、より安定的なシステム融合性を実現します。 ◆独立したRS232Cポートを2ポート実装しており、[Enet-100R2]1台で2台の調歩同期RS232C機器と同時に接続が可能です。プログラム作成が必要なく、コマンドでIPアドレスとポート番号を指定することにより、簡単に2台のRS232C機器のソケット通信ができます。LAN側ホストと柔軟に通信することができます。
価格情報
標準販売価格:78,000
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
RS232C機器をイーサネットに接続
企業情報
データリンクは、FAに特化したデジタル通信機器の開発・販売を目的として1985年に設立した会社です。 1台の制御器で複数台の端末機器をコントロールするマルチプレクサやRS232C⇔RS422・RS485変換器、TCP/IPコンバータなどのデジタル通信機器の開発を中心に、電機、FA、自動車、金融などの大手企業をはじめ、官公庁、大学および研究機関など、幅広い分野に採用され、高い評価を得ている。