サーモモジュールの重要な冷却特性(最大温度差<ΔTmax>、最大吸熱量<Qmax>、成績係数<COP>など)を自動で測定、グラフ
本システムは、弊社標準のサーモモジュールコントローラTC-1200、評価用ステージ、パソコンで基本構成されたサーモモジュールの特性試験装置です。豊富なアプリケーションを備えており、最大温度差、最大吸熱量、成績係数(COP)等のサーモモジュールの重要な冷却特性をすべて自動で測定、グラフ化することができます。 また、本システムは最大4ステージ迄独立に操作できるので 例えば特性試験、出荷検査(信頼性試験、耐久試験)等の試験をそれぞれ並列処理できます。
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基本情報
試験項目と測定例 <特性評価1(ΔTmax)の測定とΔT特性> 試料モジュールのTh側温度を一定にし(ATC)、Tc側 にかける熱負荷を制御します。(APC) このとき試料モジュールの電流を制御(ACC)、変化さ せ、Tc側温度を測定します。熱負荷が0の時、ΔTの最大 値がΔTmaxに相当します。 <特性評価2(COPの測定)> 試料モジュールのTh側温度を一定にし(ATC)、Tc 側にかける熱負荷を制御します(APC)。 このとき熱負荷を変化させ、試料モジュールの消費電力を 測定し、COPを算出します。 <特性評価3(吸熱量、最大吸熱量Qmaxの測定)> 試料モジュールのTh側を温度一定にし(ATC)、試料 モジュールの電流を一定に制御します(ACC)。このと きTc側にかける熱負荷を制御(APC)、変化させTc 側温度を測定します。ΔT=0℃の時、熱負荷の最大値が各 電流値での最大吸熱量に相当します。 オプションで次の測定もできます。 <試料モジュールの総ゼーベック係数> <性能指数の測定> <内部抵抗の測定(交流4端子法)>
価格情報
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納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
サーモモジュールの各種特性試験に用いられております。
企業情報
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