X線ディテクタアレイ XB8801Rシリーズ
CMOSシリコンフォトダイオードアレイディテクタチップを単一基板上に搭載
単一基板上に搭載されたCMOSシリコンフォトダイオードアレイディテクタチップによって構成されたリニアディテクタアレイ。各ディテクタチップの撮像回路は、フォトダイオード連続リニアアレイ、タイミングジェネレーター、デジタルスキャンシフトレジスター、チャージ積分アンプのアレイ、サンプルホールド回路、信号増幅チェーンで構成。各ディテクタアレイは、次のディテクタアレイのスキャニングを開始するのに使用されるエンドオブスキャン(EOS)を生成するためより長く、連続ディテクタアレイはより小さいディテクタアレイのデイジーチェインから形成される。X線スキャンアプリケーションでは、フォトダイオードアレイにより検出できるようX線フォトンを可視光に変換する、ユーザーのアプリケーションに合わせたシンチレータ材をディテクタアレイの表面に取り付け可能。フォトダイオードアレイは、X線束による放射線損傷を軽減。信号処理回路は、フォトダイオードから2mm離れて配置され、外側の重金属シールドで直接X線放射線から遮断される。信号処理回路に対する金属シールドの精密位置合わせは、特殊成形ハウジングとチップオンボード(COB)技術を使って工場で行われる。
- 企業:スマートビジョン株式会社 本社
- 価格:応相談