ガスケット パッキン Q&A No.11 締付ける必要があるのか
なぜガスケットを締付ける必要があるのか?
〇一般に内部流体をシールするのに必要な締付力は、JISB8265などに規定させる Wm1及びWm2が目安となります
- 企業:株式会社ダイコー 本社
- 価格:応相談
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なぜガスケットを締付ける必要があるのか?
〇一般に内部流体をシールするのに必要な締付力は、JISB8265などに規定させる Wm1及びWm2が目安となります
セラミックファイバー関連の商材に規制が設けられましたか?
株式会社ダイコーが、ガスケット・パッキンに関する疑問にお答えします。 〇RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)規制について 2015年11月に特定化学物質障害予防規則が改正施行され、RCF取扱いに 関する規制もされることとなりました。リフラクトリーセラミックファイバーに係る労働者の健康障害防止対策を強化すること等を目的として、「労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令」 (平成27年政令第294号)が平成27年8月12日に、「労働安全衛生規則等の 一部を改正する省令」(平成27年厚生労働省令第141号)が平成27年9月17日に 公布されました。 〇生体溶解性セラミッククロスへの移行 規制に伴い従来のセラミック繊維を、体内に入った場合でも、溶解性を有するように開発された、生体溶解性セラミック繊維に変更し、規制に対応しています。性能的には、同能力で生体水に溶ける繊維(RCF対応品)、溶けない繊維(RFC非対応品)の違いだけです。既存の商品の性能に対して劣るものは無いことを保証させて頂きます。
アスベストジョイントシート使用範囲をカバーできる優れたシール性! 高温高圧ラインで使用できるセミメタリックガスケットです!
『D-1000』は、高温・高圧用として合理的に設計された高性能の セミメタリックガスケットです。 V字形断面の金属製フープとシール材である(各種フィラー)を重ね合わせ、 うず巻き状に硬く巻き込み、巻き始めと終わり部分のフープをスポット溶接で 固定しています。 大きく分けると金属保護材内外輪付きタイプ・金属保護材外輪付きタイプ・ 金属保護の無い基本形タイプの3種類があります。 それぞれフランジの 種類・材質により使い分けをします。 【特長】 ■高温・高圧用として合理的に設計 ■豊かな弾性を有し装着厚さで締付力を規制できる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~浸透漏れ編~
ガスケットの使用時に漏れが発生する要因は様々ありますが、今回は浸透漏れに 関して説明させて頂きます。 ◆浸透漏れとは 〇シール材の本体を浸透し、内部流体が漏れる現象 ◆対策 〇締付け力によりシール材を圧縮して密度を上げ、シール材内部の微小隙間を埋める ◆シール材に要求に要求される事項 〇緻密性 〇耐浸透性 〇内径端面へのゴム、樹脂系のペースト材の塗布も効果的である
ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~
ガスケットの使用時に漏れが発生する要因は様々ありますが、今回は接面漏れに 関して説明させて頂きます。 ◆接面漏れとは 〇シール材と相手面(フランジや軸)との接面を通って、内部流体が漏れる現象です。 ◆対策 〇シール材と相手面との間の微小隙間を締付け力により埋める。 ◆シール材に要求に要求される事項 〇馴染み性 〇復元性(運転中の振動、熱負荷等の影響による面圧低下に対応するため,及び微小隙間の発生を防ぐため)
取り扱い材料例が一目でわかる加工事例集!ガスケット・ゴム・樹脂の問題を解決
ジョイントシート・ゴム・スポンジ・樹脂・金属などさまざまな材料の加工が可能です。当資料では「一般配管用シートガスケット」をはじめ「蒸気対応シートガスケット」や「PTFE(テフロン系)ガスケット」などを使用した加工事例を多数掲載! 多くの加工機を自社で持っているため、ご要望の製品によって型代がかからないウォータージェット・レーザー・プロッターなどワンストップでご提案が可能です。 【加工事例】 ■ウォータージェット加工 ■接着加工 ※詳しくはお問い合わせいただくか、PDFをダウンロードしてご覧ください。
ボルトの締め付け トルク管理の目安はありますか?
全てのフランジに対してトルク管理を実施するのは困難です。締付けによりどの程度の力が発生しているのか、参考にして下さい。 引っ張る力の目安 発生する力F ・大人が手首の力だけで引っ張る → 50~100N ・大人が片腕の力で引っ張る → 100~200N ・大人が上半身の力で引っ張る → 200~400N
レーザー光を切削や切断加工に利用することで、従来の刃物や切削器具を用いても不可能な加工が可能です。金属ガスケット・樹脂加工など!
〇加工特長 ・レーザー光を切削や切断加工に利用することで、従来の刃物や切削器具を用いても不可能な機械加工を行う用途で開発された工作機械です。接触せず加工するため加工時に材料が応力・圧力による変形をせず、画像処理ソフトウェアと連動しデータをそのまま加工機に転送することで従来必要であった型や鋳型の作成工程そのものが不要となり、多品種の加工が可能となった。 〇加工範囲 ・1200Wx2400L 〇商品例 ・金属製品(ガスケット・パッキン) ・樹脂製品(アクリルなど) ・木材製品 ※各種材質テスト加工可能です
応力緩和とは?安定したシール性を得るためには?
応力緩和と安定したシール性を得るための、基本を説明させて頂きます。 ◆応力緩和とは 〇ガスケット材質の劣化や変形により、締付けに対するガスケットの応力が低減すること。この緩和率が大きいとボルトが緩み易い。 ◆対策 〇より薄いガスケットを使用する。 〇耐熱性の高い材料に変更する。 ◆シール材に要求される事項 〇高温特性、耐クリープ特性、強度など *厚いシートほど応力緩和率が大きいのは、構造破壊される箇所がより多くなるため(厚みや・体積に比例する)
気密試験で漏れが発生した場合の原因についての疑問にお答えします!
株式会社ダイコーが、ガスケットに関する疑問にお答えします。 「ジョイントシートを使用した気密試験にて、漏れが発生した 場合の原因は?」 →(1)形状がF.F(全面形)である。 (2)応力緩和(ガスケットのへたり)が起こっている。 (1)F.F.のガスケットはフランジとの接触面積が大きくなるため、 F.R.(リング形)のガスケットに比べてより大きな締付力が必要です。 締付面圧の不足により漏れが発生した可能性があるので、 形状をF.R.にすることをお勧めいたします。 (2)応力緩和(ガスケットのヘタリ)により締付力が低下している 可能性があります。初期締付力で増し締めしてください。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
ダイコーではテスト加工を実施をしています!1個から試作可能です! 加工でお困りの方は気軽にお問い合わせ下さい!
ダイコーでは日本最大級のウォータージェット(加工範囲4000Wx5800L)でテスト加工を実施しています。ガスケット・パッキン(ノンアスジョイントシート・ゴム・スポンジ・樹脂)など、さまざまな工業用製品が加工出来ます。 『ウォータージェットの特徴』 1,熱影響がない・・・刃物やドリルなどの工具が素材に触れない為、熱の発生がありません。2,加工範囲・・・加工範囲が4000Wx5800Lと国内最大級 3,金型不要・・・プレス加工では金型や抜型が必要ですが、ウォータージェットでは高圧水で加工するため、金型が不要です。 4,小ロット・・・金型が不要なので、小ロットでの対応もコストが掛らず対応出来ます 『ウォータージェットの加工はこんな方におすすめです』 1,大口径の商材で加工先が見つからない。 2,新素材を使って、テスト加工をしてみたい。 3,加工時の熱発生による、変質・変色でお困りの方 少しでもお客様にお役に立てる情報が提供できれば幸いです。
うず巻きガスケットの内輪は必要ですか? 外輪のみよりも優れている点はなんですか?
うず巻きガスケットは高圧用で使用するため、うず巻き型ガスケットのシール部分が座屈する現象が起こります、対策として内外輪付きを推奨しています。内輪を着けることにより、内径のシール部分の変形を防ぎます。 ■不具合の例 〇ボルテックスからの漏れが発生した、フランジを解放したところ、ガスケットが写真のように変形していた。 ■考えられる要因 〇フランジがクラス900(63K)以上で、大きな締め付け力がかかった。 〇フランジサイズが大きく(26B以上)、ガスケット本体がばらけやすかった。 ■対策 〇黒鉛系・テフロン系のフィラーを使用する場合は内外輪付きを使用する。 〇口径が大きい場合は、内外輪付きを使用する。
ゴムシートガスケットを使っていたが漏れがあり、ガスケットを外して見てみると、一部が切れていた。
ゴムシートガスケットを使っていたが漏れがあり、 ガスケットを外して見てみると、一部が切れていた。 ■不具合の内容 〇ゴムシートは圧縮破壊を起こす面圧が小さいため(14.7N/mm²)、締め付けすぎに注意する必要がある。 〇ガスケットがリング形の場合、又はフランジが平面座(RFの場合)は面圧が大きくなりすぎる恐れがある。 ■対策 〇フランジが全面座(FF)の場合、ガスケットも全面形にする。 〇フランジが平面座(RF)の場合、ジョイントシート等の他のガスケットが使えないか検討する。 〇トルク管理をして、締め付けすぎないようにする。 〇最高使用圧力 1.0MPaを目安に設定を行う。
高温高圧ラインで使用できるガスケットはありますか?
高温高圧用ラインで使用できるガスケットのご紹介をさせて頂きます。うず巻き型ガスケットとは、高温・高圧用に設計された高性能なセミメタリックガスケットです。 ■構造 〇V字型をした金属性薄帯板(フープ)とクッション材(フィラー)を交互にうず巻き状に巻き上げ、巻き始めと巻き終わりをスポット溶接で固定したもの。 〇対象フランジのガスケット座に合わせて基本形、内輪付、外輪付、内外輪付の4種類の形状がある。 ■特徴 〇その特徴的な構造からメタルガスケットに近い高温高圧まで使用できる。 〇シール性にすぐれている。 〇低温時から高温時の熱サイクルの厳しい条件でもシール性を発揮する。 *ダイコー製【D1000 うす巻型ガスケット グラファイト(黒鉛質材料)】 弊社オリジナルブランドの商品です。その他、国内メーカーの取り扱いもあります。
テフロンの安定した耐食性で幅広い耐薬品系流体に利用可能!電気絶縁ガスケット!弾力性と柔軟性に優れたガスケットです!
ダイコー製 テフロンクッションガスケット『D7000』は、テフロンを外皮に装着し、弾力性と柔軟性に優れたジョイントシートや耐熱ミルボートを中芯材い使用したガスケットです。 テフロン(フッ素樹脂)の安定した耐食性により、酸・アルカリ等の 腐食性流体や有機溶剤等、幅広い耐薬品系流体に利用可能です。 また、優れた電気絶縁性を有し防食配管用絶縁ガスケットとして使用可能です。 【特長】 ■優れた耐化学薬品性 ■低温から高温まで幅広く使用可能 ■テフロン単体に比べて、クッション性があり高いシール性能を有する ■テフロン単体に比べ、高温時のクリープ減少や応力緩和性が改善され 安定したシール性能を有する ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。