うず巻きガスケットの内輪は必要ですか? 外輪のみよりも優れている点はなんですか?
うず巻きガスケットは高圧用で使用するため、うず巻き型ガスケットのシール部分が座屈する現象が起こります、対策として内外輪付きを推奨しています。内輪を着けることにより、内径のシール部分の変形を防ぎます。 ■不具合の例 〇ボルテックスからの漏れが発生した、フランジを解放したところ、ガスケットが写真のように変形していた。 ■考えられる要因 〇フランジがクラス900(63K)以上で、大きな締め付け力がかかった。 〇フランジサイズが大きく(26B以上)、ガスケット本体がばらけやすかった。 ■対策 〇黒鉛系・テフロン系のフィラーを使用する場合は内外輪付きを使用する。 〇口径が大きい場合は、内外輪付きを使用する。
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基本情報
■ノンアスジョイントシートで注意すること 〇初期から十分な力で締付ける 〇昇温後、時間が経過してからの増し締めはしない →ガスケットが熱により硬化し、硬化後の増し締めはガスケットの破断につながる 恐れがある 〇蒸気シールに用いる場合、硬化が起こりやすいので特に注意が必要 →石綿ジョイントシートに比べ、高い締付力が必要であり、寿命も短い
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ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~
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株式会社ダイコーはガスケット・パッキン及び工業製品の製造販売を行っております。1974年に大阪で創業した会社で、2015年に東京で新工場を設立し、大阪・東京の2拠点で製造販売を展開しています。 ウォータジェット・プロッター・レザー・旋盤・プレス機・印刷機など、加工機の種類も豊富で、あらゆる素材にご対応致します。 ノンアスジョイントシートをはじめ、ゴム・スポンジ・樹脂素材など、多数の材料を在庫しております。オーダー寸法品・小ロットの御注文にも短納期でご対応致します。 特にウォータージェットは国内最大級の4000Wx5800Lの加工範囲を備えており、あらゆる素材を水で切断可能です。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。