うず巻きガスケットの内輪は必要ですか? 外輪のみよりも優れている点はなんですか?
うず巻きガスケットは高圧用で使用するため、うず巻き型ガスケットのシール部分が座屈する現象が起こります、対策として内外輪付きを推奨しています。内輪を着けることにより、内径のシール部分の変形を防ぎます。 ■不具合の例 〇ボルテックスからの漏れが発生した、フランジを解放したところ、ガスケットが写真のように変形していた。 ■考えられる要因 〇フランジがクラス900(63K)以上で、大きな締め付け力がかかった。 〇フランジサイズが大きく(26B以上)、ガスケット本体がばらけやすかった。 ■対策 〇黒鉛系・テフロン系のフィラーを使用する場合は内外輪付きを使用する。 〇口径が大きい場合は、内外輪付きを使用する。
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基本情報
■ノンアスジョイントシートで注意すること 〇初期から十分な力で締付ける 〇昇温後、時間が経過してからの増し締めはしない →ガスケットが熱により硬化し、硬化後の増し締めはガスケットの破断につながる 恐れがある 〇蒸気シールに用いる場合、硬化が起こりやすいので特に注意が必要 →石綿ジョイントシートに比べ、高い締付力が必要であり、寿命も短い
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ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~
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ダイコーは、ガスケット・パッキンをはじめとする様々な工業用製品の加工に特化したメーカーです。 日本最大級のウォータージェット加工機をはじめとする業界屈指の加工設備と、ジョイントシート、ゴム、樹脂、金属など幅広い材料の取り扱いにより、お客様の多様なニーズにお応えします。50年間培ってきた技術と経験を活かし、お客様の課題解決に貢献できるよう、高品質・短納期・低コストで製品をご提供いたします。お客様の多様なニーズにお応えするため、ダイコーの生産拠点には様々な加工設備を備えています。中でもウォータージェット加工機は、大阪本社・東京支社合わせて4台を設置しており、国内でも最大級の規模を誇ります。最大加工範囲はW4,000×L5,800mmで、大口径のガスケット・パッキンも高精度に製造できます。材料効率を極限まで高めることにより、『高品質・低コスト』でのご提供を実現しています。