【技術資料】樹脂の高性能化に貢献する表面処理技術
成形する樹脂が高性能・高機能化し、過酷な環境下に置かれる事が多い金型。離型性・耐摩耗性・耐食性などを機能性表面処理技術により改善
当社が保有する100種類以上に及ぶ機能性表面処理技術「プロトニクスシステム(R)」は、1990年に登録商標権を取得しました。ここでは皮膜・マイクロブラスト技術・皮膜特性や代表的な改善例をご紹介します。 【改善事例】 ○離型性、非粘着性の向上 金型製品部、ゲート、スプルーなどに施工することにより、離型性、流動性を向上。 ○摺動性、耐カジリ性の向上 金型スライド部、エジェクタピン、スリーブなどに施工することで、金属同士部の摺動性、耐カジリ性を向上。 ○耐摩耗性、流動性の向上 ゲート部、ノズル内径部などに施工することにより、フィラー入り樹脂などによる耐摩耗性、流動性を向上。 ○耐食性の向上 金型および関連パーツに施工することにより、成形材料から発生するガスから耐食性を向上させ、冷却水穴への施工により冷却効果も安定化。 ○金型水冷穴の耐食性向上 金型の冷却水路のみに表面処理を施し、金型寿命のアップ、成形条件の安定化に貢献。 ○肉盛り、寸法調整 バリ対策、寸法調整など皮膜によって数十μmまでの精密な肉盛り調整が施工可能。 【続きはダウンロードにてご覧下さい】
- 企業:株式会社日本プロトン
- 価格:応相談