矢野経済研究所のペロブスカイト太陽電池・部材市場に関するマーケットレポートです。
■ポイント
●メガワット級の発電量確保は2040年前後に?既存の太陽電池や海外勢とは”戦わない戦略”に日本の勝ち筋あり
●GI基金事業が進展、ヨウ素技術開発から社会実装を見据えた実証ステージへ意向
●耐荷重制限・凹凸・曲面、垂直面、少量多品種などへの対応を可能にするコンバーティング技術が海外勢とは一線を隠す日本独自の高付加価値PSCを実現
●現状のフィルム部材のコストとキャパがGW級の発電量確保のネックに、国主導の喚起策や官民の連携を進め、需要拡大のスパイラルを起こせ!
●フィルム型、ガラス型は「競合」ではなく「最適化」。既存の代用電池の代替ではないPSCならではの活用方法の模索を
●バリアフィルムでは発電コスト14円/kWhの達成に向け10-4g/m2/dayの性能とコストダウンを両立する技術的ブレークスルーが求められる
●電極フィルムに求められる抵抗値は15~20Ω/□以下、ITOフィルムで実証進むも低抵抗で印刷可能という点からAgNWなどの非ITO系も期待される
発刊日:2024/10/31 体裁:A4 / 156頁
価格(税込):198,000円(本体価格:180,000円)