高額製造設備を真に活かすための生産システム設計(第1回)
高額設備の投資効果を左右する「可動率」とは?
高額な製造設備を導入した以上、 「できるだけ設備を止めず、最大限に活用したい」 と考えるのは当然です。 しかし、設備が動いている時間を増やすだけでは、 必ずしも工場全体の生産性や収益性の向上にはつながりません。 設備活用を考えるうえで重要なのが、 「可動率」と「稼働率」を分けて考えることです。 「可動率」は、故障・異常・保全・点検などで停止せず、 設備が本来“動かせる状態”にある割合。 一方の「稼働率」は、動かせる設備に対して実際に仕事を与え、 製品を処理させている割合です。 まず取り組むべきは、設備の「非可動時間」を減らし、 いつでも使える状態へ近づけることです。 そのためには、QC・メンテナンス・トラブル・アラーム、 さらにセットアップを含めた「QMTA+S」の視点で、 停止要因を分解し、対策していくことが重要になります。 今回の資料では、 高額設備の投資効果を最大化するために押さえておきたい 「可動率」と「稼働率」の違いと、設備停止の捉え方を解説します。