非常に薄く大きな機能を有する -薄膜-
薄膜ってどんな機能があるの?メッキとどう違うの?何に使えるの?その素朴な疑問、大きな機能の差について丁寧にサポートいたします
薄膜の種類には大きく分けて2つあります。 1つは光学特性を有する薄膜。 身近ではメガネやカメラのレンズ対する反射防止膜で 反射防止の無いレンズの場合、レンズ介した光が眼やセンサーに90%程度した通せませんが、 ARをコーティングする事で100%にちかい光を通す事が出来るとともにレンズからの反射光を 抑える機能を持つ事が出来るようになります。 光学特性とは目で見える光の制御だけではありません。 高速通信網の光ファイバ端面にも近赤外線を対象とした反射防止膜が使われています。 近赤外線だけをロスなく高速に伝える為には赤外線の情報量をより多く通す必要がある為です。 もう1つは、機能性薄膜です。 例えば、雨が降るとカメラレンズに水滴がついてしまうお悩み事に提案する機能性薄膜は 【撥水・親水】という薄膜技術があります。 透明で機能を持った薄膜もあれば、色調を付与する薄膜もあります。 表面処理技術であるメッキの厚みは5~10μmとなりますが、薄膜の厚みは数10nm~数100nmと 圧倒的に薄い事と、メッキにはない高級感がある光沢を有する事も蒸着による薄膜の特徴です。
- 企業:京浜光膜工業株式会社
- 価格:応相談