テフロンコーティング 「フライパン用と工業用の違いとは?」
フライパンで見かけるテフロン加工と工業用に加工されるテフロンコーティングの違いを解説します。
◆フライパンと工業用テフロンコーティングの違い◆ フライパン用のテフロン加工は、 主にPTFEを20~50μm程度の膜厚で加工された商品が多くみられます。 PTFEはフッ素樹脂の代表的な樹脂で、最初に開発された樹脂です。 正式には「テフロン」は米国デュポン社のフッ素樹脂の登録商標で、 一般名称はフッ素樹脂加工(コーティング)になります。 PTFEは非粘着性や撥水性に優れるだけでなく、 耐熱性もよいためフライパンに用いられます。 一方、工業用のテフロンコーティングは、 フライパンのように物がくっつかない性質はもちろんですが、 すべりを良くしたり、薬品から基材を守ったり、絶縁性を高めたり、 さまざまな用途で利用されます。 そのため、樹脂の種類もPTFEだけでなくPFAやFEPなどがあります。 弊社ではPTFEコーティングも加工できますが、さまざまな材料や技術で テフロンコーティングをご提供いたします。 ※「テフロン」は現在ケマーズ社の商標です。 弊社はケマーズ社とライセンス契約を結び、自社工場でテフロンコーティン グの加工が可能です。
- 企業:株式会社吉田SKT
- 価格:応相談