GDAのソフトにて歯面面性上の評価が可能!今までの歯車測定機では評価できなかった歯面の性状にまで評価をフォーカス
こちらは、電動自動車向けeアクスルの減速機として使用されている歯車の製品事例です。
具体的には、トランスミッションで使用されるヘリカルギヤでございます。歯車は15000rpmなど、高速で回転するため、高品質が要求される歯車でした。
歯面形状の精緻な評価が必用だっため、当社で保有しているGDAのソフトにて歯面面性上の評価を実施いたしました。この評価は歯車製造を特化して行っている当社だからこそ出来たと実感しており、他社様では難しい測定でした。
GDAでの測定した結果、加工条件を変更して加工したほうが精度が高く製造できることが判明いたしました。また、当社には数μの歯形修整を維持管理できる測定機もございますので、適宜維持管理しながら製造することを結滞いたしました。その他、ポリッシュ加工など歯面を鏡面に加工することによって歯面の損傷や、振動、騒音を低減することも提案させていただいた次第でございます。
実際に、今までの歯車測定機では評価できなかった歯面の性状にまで評価をフォーカスする事で、ポリッシュ研削やローノイズシフトの有効性までを評価できるようになりました。