2021年版 血液分析装置に関する市場動向調査
矢野経済研究所の血液分析装置市場に関するマーケットレポートです。
長らく生化学自動分析装置が血液分析装置の中心であり装置の完全自動・連続・リアルタイム化の開発等高機能・多様化が進んでいる。患者サービスの向上により生き残りを図る病院では血液検査室のマルチ装置化による効率的な運用や迅速化を目指し緊急用やベッドサイド等の簡易型機種への需要が拡大。また医療施設の統廃合や検査の合理化の為、検査センターへの外注委託や院内受託(FMS)、病院内のブランチラボの増加、病院間における検査機能の分担・集中化等様々な動きがみられる。近年では腫瘍・心不全・敗血症各マーカー等、特定の項目に対する検査ニーズが生まれており試薬・機器メーカーは項目と連動した製品を展開している。2020年は新型コロナウイルス感染症拡大により関連検査項目として血液ガス、血球計数、血液凝固等の製品群が注目されており市場動向の変化が予想される。このような状況の下弊社では、臨床化学自動分析・血液検査装置、免疫血清検査装置等9品目分野の市場規模、販売動向、参入企業動向等の市場を全体的に把握・調査し今後の市場見通しを展望する。 発刊日2021/06/29 体裁A4/276頁 価格(税込)363,000円(本体価格330,000円)
- 企業:株式会社矢野経済研究所
- 価格:応相談