EBSDによるフェライト磁石の配向評価
EBSDによりフェライト磁石の配向の評価が可能です。
異方性磁石の重要な特性の一つに残留磁束密度があります。磁化容易軸の向きが揃うほど、すなわち結晶配向度が高いほど、残留磁束密度は大きくなります。このことから磁化容易軸の配向性を把握することは異方性磁石やそれらを使用したモーターを開発する上で極めて重要です。EBSDによりフェライト磁石の配向の評価が可能です。
- 企業:株式会社大同分析リサーチ
- 価格:10万円 ~ 50万円
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EBSDによりフェライト磁石の配向の評価が可能です。
異方性磁石の重要な特性の一つに残留磁束密度があります。磁化容易軸の向きが揃うほど、すなわち結晶配向度が高いほど、残留磁束密度は大きくなります。このことから磁化容易軸の配向性を把握することは異方性磁石やそれらを使用したモーターを開発する上で極めて重要です。EBSDによりフェライト磁石の配向の評価が可能です。
EBSDを用いて電磁鋼板の用いて配向性を定量化し、磁気特性との関係を調べます。
電磁鋼板は用途に応じて方向性と無方向性の2種類があります。電磁鋼板は磁気異方性が大きい材料であり、配向状態を定量化することは材料設計の上で非常に重要な項目となります。EBSDを用いることによって電磁鋼板の配向性を定量化することが可能です。
ネオジム磁石に代表される異方性磁石X線回折の極点図測定結果から、残留磁束密度に対する結晶学的配向度の算出を可能としました。
ネオジム磁石に代表される異方性磁石の着磁前のX線回折の極点図測定結果から、残留磁束密度に対する結晶学的配向度の算出を可能としました。異方性磁石は磁化容易軸の結晶配向度が高いほど、着磁後の残留磁束密度が大きくなることから、着磁前の結晶配向度を把握することは異方性磁石の開発や生産ラインの品質管理に役立ちます。