【分析事例】リチウムイオン二次電池 正極シート状活物質の組成分析
シート状活物質の主成分定量分析が可能
リチウムイオン二次電池は二次電池の中でも優れた特性を有しておりますが、その開発においては高出力化、高容量化、長寿命化など、様々な課題があります。 今回は正極シート状活物質の組成について、ICP-MS分析を用いて高精度に評価した事例を紹介します。
- 企業:一般財団法人材料科学技術振興財団 MST
- 価格:応相談
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シート状活物質の主成分定量分析が可能
リチウムイオン二次電池は二次電池の中でも優れた特性を有しておりますが、その開発においては高出力化、高容量化、長寿命化など、様々な課題があります。 今回は正極シート状活物質の組成について、ICP-MS分析を用いて高精度に評価した事例を紹介します。
低い濃度から中毒域まで、広範囲で分析できます
躁病や双極性障害の治療に広く使用される炭酸リチウムは、リチウム中毒を防ぐため、適正な血中濃度を保って治療が行われなければなりません。そのため、定期的な血中濃度の測定(治療薬物モニタリング:TDM)が求められています。 ICP-MS (誘導結合プラズマ質量分析)法による分析では治療域未満の濃度から中毒域まで広範囲での血中のLi濃度の定量が可能です。
効率的なワークフローを実現!生産性が向上し、分析結果の信頼性が高まります
『Agilent 7850 ICP-MS』は、極微量から高濃度まで幅広いダイナミック レンジで検出できます。 高マトリックスサンプルも複雑なアプリケーションも簡単に条件を設定可能。 日々の作業がスムーズになるほか、生産性が向上し、分析結果の信頼性が 高まります。 また、ICP-MS MassHunterソフトウェアは、ルーチンワークフロー用に 最適化されており、新しい機器を短期間で習得します。 【特長】 ■ICP-MS分析での時間の浪費をスマートに減らす ■新しい機器を短期間で習得 ■使いやすいシンプルなインタフェース ■メソッドの開発や文書化の手間を軽減 ■サンプル前処理を簡略化 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
固体試料中の極微量までの元素を直接定性・定量・イメージング分析
高繰り返し周波数レーザーとガルバノ光学系を搭載したレーザーアブレーション(LA)システムと、堅牢なThermo Scientific iCAP MXシリーズICP-MSを接続したLA-ICP-MSシステムは、元素分析の迅速化・高精度化・分析能力の拡張を実現します。 ■元素分析を簡便化・迅速化 ・固体試料表面をレーザー照射でサンプリングし、ICP-MSで直接分析 ・従来の溶液化前処理のための器具の洗浄や、試薬・廃液の管理などの煩雑な運用が不要となり、コスト・作業負荷・環境負荷を低減 ■溶液ICP-MSと同等以上の感度・精度を達成 ・従来の前処理時の秤量誤差やコンタミネーション、測定時の酸や溶媒起因の干渉がなくなり高精度化 ・高速アブレーションにより高感度化 ・柔軟で高精度な定量方法を適用でき、試料と同じ材質の標準試料がなくとも定量分析が可能 ■ICP-MSの分析能力を拡張 ・難溶解性試料・粉末試料・非導電性試料を含む幅広い試料の分析が可能 ・広さ~数cm角、深さ~数100 µmにおよぶ広域の2D/3D元素イメージングが可能 ・定量濃度に基づくイメージングで正確な解析が可能