塗装面がくっつく原因とは?積み重ね跡を防ぐ冷却管理
梱包を開けたら塗装面同士が貼り付いていた。ブロッキング不良を防ぐ冷却時間と積載条件を解説します。
梱包を開けたら、塗装面同士が貼り付いていた。 硬化しているはずなのに、なぜくっつくのか。 ────────────── ■発生原因 焼付直後の塗膜は硬化していても内部温度が高く、軟らかい状態です。 そこへ荷重をかけると面が密着し、ブロッキングが起きます。 ■真相 塗膜が完全に安定するのは、素材温度が40度を下回ってからです。 厚物のダイカストは表面が冷えても内部が60度以上を保ちます。 夏場は室温が高く、自然冷却の時間が想定より2倍かかります。 ■改善策 放冷は素材温度40度以下を確認してから梱包へ流します。 膜厚を上限側で管理せず、狙い値の中央に寄せることも有効です。 冷却時間と積載条件の管理資料をご活用ください。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談