朝一番の製品だけ不良になる原因とは?炉の立上げ
始業直後の数個だけ不良が出る。炉とブースが定常に達するまでの管理方法を解説します。
始業してすぐの数個だけ、決まって不良が出る。 作業者は同じです。違うのは設備の温度です。 ────────────── ■発生原因 焼付炉もブースも、停止から立ち上げた直後は定常ではありません。 表示温度が設定に達しても、炉壁と治具は冷えたままです。 ■真相 炉壁が冷たいと、製品から熱を奪い実際の焼付温度が下がります。 ブースの空調が安定するまでは湿度も高く、はじきが出やすくなります。 記録に残る温度は設定値のため、原因が特定されないまま繰り返します。 ■改善策 始業前の空焚き時間を決め、治具ごと予熱してから流します。 最初の数個は捨て板や治具のみを流し、条件が定常化してから本流します。 立ち上げ手順の標準化資料をご活用ください。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談