施工例 風呂(老人ホーム・介護施設)滑り止め (スリップアウト ME工法)
有限会社テック・グランドアップ 安全安心生活支援隊
2010年9月
大阪府堺市中区八田南之町の堺市立八田荘老人ホームの浴室タイル床面に、スリップアウト(ME工法)で滑り止め加工を行いました。
床材が一般的に滑りにくいといわれている滑り止めタイルでしたが、若年層の皮脂に比べ、老人の皮脂は固く除去するのに手間がかかるので、入浴者の皮脂がタイルの表面を被い、それとわずかな結合粒子の隙間に入ってしまい、ヌルヌルとしていて滑り転倒の原因になっていました。
管理者様からの景観や見た目も変えず滑りを抑制したいというご希望に添える工法として、スリップアウト工法で床材にマクロレベルの穴をあける(隙間を広げる)施工しました。
施工完了後、即時使用可能なので男女合わせて30平米の広さで、10時~12時までという限られた施工時間でも対応が十分可能です。
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・タイルや天然石の表面を美観を損なわずに、溶剤処理し、雨天時や湿潤時において滑りにくくする工法です。 ・工期が非常に短く、施工後すぐに現場を解放できます。 施工溶剤によって床面表面にもともとある隙間を広げ、コップ状のものを形成し、水のもつ表面張力 (分子が引き寄せ合い離れるのを防ぐ)作用+水面に外部からの圧力(足)等が加わって起こる毛細管現象により、滑りを抑制します。