メキシコビジネスで最重要視していることは、人材と育成(4)
株式会社ライトイヤージャパン
メキシコ人スタッフとの信頼関係を構築するために、経営者である自分とメキシコ人スタッフとの関係性が対等であることを骨幹にし、常にメキシコ人スタッフと向き合い話し合いながら皆が公平であるためのルール決めを、当初から今まで実施してきました。
一つルールを決めようとする度に、メキシコ人スタッフ全員との話し合いの場を設け、皆で考えや意見を出してもらいます。目的は皆が納得でき、公平であることなので、私の独断では決めません。メキシコの歴史を顧みて、ここでは一人の独裁者も出しません。ルールが出来上がるまで時間が掛かるので、スピード感はとても遅く、非効率とも思います。今まで作ったルールは、例えば遅刻やルール違反はチップやボーナスの査定に響くことや売上がいくら以上でチェックシートを守った場合はインセンティブを出すなどの待遇面やスキルの明確化など、何もかもを明確にするようにしています。
結果として、会社への不満で退職する人が減ったので効果は有ったと思います。開業当初、メキシコ人スタッフは15人でしたが、2年間で倍の30人になりました。今は人が多いので、三カ月或いは半年に一回、ルール決めの日を作るようにしています。
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