グアニンリッチDNAが示す新たな結合様式を解明 - インスリンとの相互作用に関わる新構造を発見、 創薬応用と新規インスリンセンサー開発に期待 -

国立大学法人東京農工大学 大学院工学研究院 生命機能科学部門の池袋一典卓越教授、中澤靖元教授ら、株式会社東レリサーチセンターの岩野直哉ら、日本分光株式会社の大山泰史、ならびにノースカロライナ大学チャペルヒル校の早出広司 卓越教授の共同研究グループは、様々な生体機能に関与することが知られているグアニンリッチなDNAが、グアニン四重鎖構造(G4構造)を形成せずに、タンパク質と特異的に結合できることを初めて明らかにしました。特に、グアニンリッチなインスリンアプタマーである「IGA3」に注目し、インスリンとどのように相互作用するかを詳細に解析しました。これまでIGA3は、G4構造を形成してインスリンと結合すると考えられていましたが、本研究では、G4構造では結合せず、新構造を形成することによってインスリンと結合することを発見しました。
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