分析講座「ガスクロマトグラフィー ~原理・装置から前処理、手法・トラブル対応まで~」

ガスクロマトグラフィー(GC)は、揮発性有機化合物を分析するための代表的な手法で、これまでも、これからも、工業、環境、医薬など様々な分野で活躍し続けます。近年のエレクトロニクス技術の進歩により、特にGC/MS(ガスクロマトグラフ質量/分析計)は、以前と比べて大幅に高精度・高感度になり、操作も簡単になりました。そのため、経験が少ない人でも使い易く、質量スペクトルによる化合物の同定や、ピーク面積からの定量も、迅速かつ容易に行えるようになっています。一方、「使うことはできても、原理や装置の仕組みといった基本的な知識には詳しくない」という人が多く、前処理を含めた新分析法の開発で、GCの性能を十分に引き出せていないこともあります。
本講座では、GCをより深く理解し、正しく使いこなすために必要な基礎知識を学ぶことを目的としています。基本的な原理や専門用語、装置の構造・機能について解説するだけでなく、抽出や誘導体化といった前処理の技術、それらを活用した分析法の設定手順、さらにはトラブルシューティングについても分かりやすく説明します。

開催日時 | 2025年11月20日(木) 13:00 ~ 16:00 |
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参加費 | 有料 44,000円 |
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