【Q&A】高温になるとグリスはどうなる?固着?劣化?焼き付き?
Q. 高温環境になると、グリスはどうなってしまうのでしょうか?
固着するのか、劣化するのか、それとも焼き付くのでしょうか。
A. 高温下では、これらの現象が“段階的に”発生するケースが多くあります。
高温環境では、まずグリス中の油分が分離・移動しやすくなり、
潤滑成分が可動部に残りにくくなります。
この段階で、動きの渋さや潤滑不足が現れ始めます。
潤滑被膜が維持できない状態が続くと、
金属同士の直接接触が増え、摩擦や摩耗が進行します。
その結果として、焼付きや固着といった不具合が発生します。
つまり、
劣化 → 潤滑不足 → 焼付き・固着
という流れで進行することが多く、
突然トラブルが起きているように見えても、
その前段階では必ず潤滑状態の変化が起きています。
高温環境では、
耐熱温度の数値だけでなく、
高温下で潤滑状態を維持できるかどうかが
グリス選定の重要な判断ポイントとなります。
高温下で起こるグリスの変化と、
トラブル発生の仕組みについては、
添付資料にて技術的に整理しています。

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高温環境でグリスはどう変化するのか?流動、固着・ゲル化、焼き付きの違いをQ&A形式で解説。耐熱温度の考え方や高温トラブルの原因を分かりやすく整理します。






