BIO JAPAN 2016

技術概要
本技術は、蛍光色素等のラベルを付加すると性質が変わってしまうような小分子化合物の局在分布を、顕微鏡下で誘導ラマン散乱により分子構造を同定しながら3次元的に画像化するものである。他で製品化されているラマン顕微鏡と異なり、信号強度の高い誘導ラマン散乱光を検出している。奥行き方向の断層撮影にも有利である。コヒーレントラマン顕微鏡を専門外のユーザーでも操作できるように、光源を一体化し、オールインワンの測定装置として、実用化済みである。
展示のみどころ
実際に本装置を用いて、吸入麻酔薬分子、ステロイド分子、アミノ酸およびアミ ノ酸誘導体、ビタミン類などの試料を測定している手順を解説付きでビデオ動画 等で紹介する。パネルでは、マウスより採取した眼球角膜を点眼薬にも含まれる タウリン溶液に浸漬し、角膜中の濃度分布を検出することに成功した事例につい て解説する
想定される活用例
・皮膚等への薬剤浸透の非破壊測定
・細胞中の薬剤分子の分布測定
・代謝等による分子組成変化の追跡

開催日時 | 2016年10月12日(水) ~ 2016年10月14日(金) 10:00 ~ 17:00 |
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会場 | パシフィコ横浜C、Dホール A-14 日本医療再生機構(AMED)ブース内 |
参加費 | 有料 事前登録にて無料 |
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