圧電d定数の測定がリアルタイムに行える
● d33他の圧電パラメータをダイレクトに測定(圧電素子の極性も表示) ● 各種形状、材質の圧電体を測定 (ディスク、チューブ、フィルム、半球、シート、圧膜、薄膜 / セラミック、ポリマー、トルマリン、単結晶、水晶など) ● 操作が簡単で特別な経験や技術は不要 ● EMI環境下でも安定した測定が可能 ● 最大高さ 80mm までの圧電素子の測定が可能 ● アダプター取り付けにより、d31やd15などの圧電パラメータを測定 ● PCインターフェイス、専用ソフトや各種ソフトウエアでデータ処理が可能 ● d33メータ用温度特性ユニット(オプション):広い温度帯域-100℃~600℃
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基本情報
ピエゾメーターシステムは、ベルリンコート法による各種圧電体のd33やd31、d15 などの各種パラメータをダイレクトに測定できる装置です。 フォースヘッド(振動発生装置)にテストサンプルを固定させるだけで、リアルタイムにd33他の圧電定数を表示します。
価格情報
45万円~330万円(オプション別/税別)
納期
用途/実績例
各種圧電材料のd定数の測定に使用されております。 公的研究機関、大学、高専、各種団体、企業の研究所等に多数納入されています。
詳細情報
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ピエゾメータd33測定 素子を上下クランプし、下部から振動を与え発生した電荷を計測・演算し、d33をリアルタイムに表示。
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d31測定イメージ 専用の治具を使い、31を測定。
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PCスクリーン 完全なPCオペレーション、データ保存と統計化、生産工程でのPass/Fail判定に対応。
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温度特性ユニット オプションの温度特性ユニットは、既存のピエゾメータやd33メータのフォースヘッドにマウントするだけで、圧電素子の温度依存性・変化をリアルタイムに確認可能。 マイナス100℃から600℃程度まで、広範な温度領域におけるd33の挙動が見れます。
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フォースセンサ:静荷重をデジタル表示することで、計測の再現性が保たれますので、薄膜やポリマフィルムなどの柔らかい試料のd33測定には必須のデバイスです。
ラインアップ(4)
型番 | 概要 |
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PM200 | d33≦10000pC/N(4レンジ測定) |
PM300 | d33≦10000pC/N(4レンジ測定) キャパシタンス、tanδ 測定 |
PKD3-2000 | d33≦2000pC/N 2レンジ測定 |
PKD3-4000 | d33≦4000pC/N 2レンジ測定 |
企業情報
設立当初から、国立研究機関、国公立大学、大学、企業の研究所をメインに、先端材料や研究機器の輸入販売を行っています。 主要マーケットは、誘電体、強誘電体、圧電体、焦電体などの材料開発分野です。 バルクから高分子までの幅広い材料分野の研究開発に貢献しています。