最大10Mbpsの任意の通信速度でHDLC通信ネットワークをモニターできます
「OP-FW10G」は、プロトコルアナライザーLE-3500Rを、最高10Mbpsの高速HDLC通信に特化した専用アナライザーにアップグレードできるファームウェアです。この「OP-FW10G」を書き込むことで、アナライザーのソフトウェアで処理されていたトリガーやフィルタなどのHDLC計測処理が、アナライザー内蔵のFPGAによるハードウェア処理に置き換わり、対応可能なHDLCの最高速度が大幅に向上します。このファームウェアを導入後でも、アナライザーの電源投入時に[SHIFT]と[0]のキーを押すだけで、マルチプロトコルに対応した従来のファームウェアに切り替えることができ、ファームウェアの再書込などの手間もかかりません。 アナライザーに標準装備されたRS-422/485用の計測インターフェースを利用して、CC-LINKなどのRS-485マルチドロップ方式の高速HDLC通信ネットワークを現場で簡単に解析するときなどに最適なオプションです。
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基本情報
ビット同期通信(HDLC/SDLC/X.25及びCC-Link通信など)およびSPI通信の通信速度を最高10Mbpsまで高速化する拡張ファームウェアです。主要な計測処理を全てFPGAで処理することで、マイクロ秒単位のタイムスタンプと共に通信データを確実にキャプチャーします。
価格情報
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価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
即日
用途/実績例
ほとんどの大手電機メーカーの製品開発を行なう研究所、大手機器メーカーの製品出荷時の通信性能を検査される品質管理部門、また、通信機器やコンピュータメーカーの技術サービスを行なう部門、ビルや工場内の通信システムの保守を行なう部門、日本国内や海外の大手通信事業者のメンテナンス部門などに数多く納入しております。また、操作が簡単なためハードウェアだけでなくソフトウェアエンジニアの方にもご利用いただいております。小型軽量なので、特にフィールドメンテナンス、サービス部門の方には喜んでいただいております。
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
---|---|
LE-3500 | プロトコルアナライザー |
企業情報
株式会社ラインアイは、元積水化学工業株式会社の電子機器開発メンバーがセキスイベンチャー基金からの出資を受けて設立したベンチャー企業です。2000年10月よりセキスイ電子株式会社の電子機器事業は株式会社ラインアイが事業継承しました。使いやすさ重視の小型通信計測器「ラインアイ」シリーズや柔軟なシステム対応力のある通信変換器「SI」シリーズでおなじみいただいているメーカです。