呼吸する羊毛断熱材
日本の住宅はいにしえより木を使って作られてきました。身近に良質の木材があったためです。現代においても、コスト面・加工のしやすさなどから木造が住宅建築の中心となっています。 断熱材のない時代には外気温と室内温度との差が少なく、住宅にとって「結露」は重要な問題ではなかったのです。 しかし、現代の住宅は特別な工法や技術が無くても一定の気密が取られています。このため壁内に結露が発生する可能性が生じます。 乾燥状態では耐久性の高い木材でも、水分を含むと腐朽菌が発生し寿命を著しく低下させます。湿った木材はまたシロアリの大好物でもあります。 壁内に湿気が入らないようにと高密化する、外壁断熱にするなどの工法も考えられました、理論上は良いと思われますが20年以上持続して壁内に湿気が入らないように施工する事の難しさは現場サイドでは常識です。 日本の木造住宅において湿気を排除することは困難な事です、いかに湿気と共存するかを考えましょう。
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【特徴】 ◯防火構造認定品 ◯防露認定取得 ◯品質・商品管理 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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用途/実績例
住宅
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「木」は二酸化炭素(CO2)を吸収し、酸素(O2)を排出して、炭素(C)を貯えることで、結果的に「二酸化炭素」を「木」の中に「炭素」という形で閉じ込めています。 これを「二酸化炭素の固定化」といいます。木は、環境コストパフォーマンスに優れています。 株式会社ムラモトは、地球に対する環境負荷を考えたときに、その重要度では上位に位置づけられる「木材販売」を生業としてきました。昨今の「森林破壊の元凶」(誤解です)といわれている職種です。しかし、「木材を利用すること」が地球環境を悪くしているなどと、ある一面だけで判断しては「木」の持つすばらしい力を利用する上で非常に短絡的です。 「木材を正しく利用する事」で、地球上の二酸化炭素を長期的に固定化できるだけではなく、森林を適切な期間で植林から伐採までを繰り返す事によって、山が若返り活性化できます。 当社は、木材販売のプロとして、「木を使う人」「木の家に住む人」「木が育っている地域、そこに住む人」すべてに対して、適切な更新を可能とする資源である「木材」を、地球環境にプラスとなるような使い方を提唱し、実行していきます。