★高効率化を実現した色素増感高分子太陽電池の実力! ★塗布で製作でき、低コストに作れる太陽電池のポテンシャルとは?
講 師 第1部 京都大学工学研究科 高分子化学専攻 准教授 大北 英生 氏 第2部 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物質創成先端科学専攻 准教授 丸本 一弘 氏 第3部 三菱化学株式会社 OPV事業推進室 統括部長 山岡 弘明 氏 対 象有機薄膜太陽電池に関心のある研究者・担当者など 会 場 【東京・中央区】京華スクエア2F ハイテクセンター 第1会議室 東京メトロ日比谷線/JR京葉線「八丁堀駅」A3出口より徒歩1分 都営地下鉄浅草線「宝町駅」A1,A2出口より徒歩5分 日 時 平成23年10月27日(木) 11:00-16:00
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基本情報
【第一講 講演主旨】 近年、共役高分子とフラーレン誘導体のブレンド膜を発電層とする高分子太陽電池が、次世代の太陽電池として注目を集めている。高分子太陽電池は、溶液を塗布するという簡単な操作で作製可能であり、印刷技術の適用により大量生産も可能であるため、生産コストを大幅に低減できると期待されている。実用化のためには効率のさらなる向上が求められるが、そのためには近赤外域の太陽光を捕集することが不可欠である。本講演では、共役高分子とフラーレンに近赤外域に吸収帯を有するフタロシアニン系色素を加えた3種の材料の混合溶液から作製するという単純な工程でありながら、光捕集域が拡大し変換効率が向上する色素増感高分子太陽電池について紹介する。 【第3講 講演主旨】 今後、太陽電池で新しい展開が期待される有機薄膜太陽電池について、三菱化学で開発を進める新コンセプトの有機薄膜太陽電池を中心にその特徴と有機太陽電池高性能化へのマイルストーンを概説し市場拡大が見込まれる太陽電池市場での次世代電池としての市場導入を目指した取り組みについて紹介を行う
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
第1部 高分子薄膜太陽電池における高効率化技術 【11:00-12:15】 講師: 京都大学工学研究科 准教授 大北 英生 氏 【プログラム】 1. 高分子太陽電池の基礎と最新動向 2. 色素増感高分子太陽電池とは 3. マルチカラー色素増感 4. 色素増感機構の解明 5. 色素はなぜ界面に集まるのか? 第2部 有機薄膜太陽電池のミクロ特性評価と素子特性の劣化機構 【13:15-14:30】 講師:筑波大学大学院 准教授 丸本 一弘 氏 1 有機エレクトロニクスの概要 2 有機半導体材料のπ電子の分子軌道 3 電子スピン共鳴(ESR)の原理 4 有機薄膜太陽電池のESRによるミクロ特性評価 第3部 有機薄膜太陽電池における高効率化・アプリケーション展開と採用への課題 講師: 三菱化学株式会社 OPV事業推進室 統括部長 山岡 弘明 氏 1 地球環境とエネルギー 2 α―Siを用いたフレキシブル薄膜太陽電池の特徴 3 有機薄膜太陽電池の構成 4 三菱化学の有機薄膜太陽電池の紹介 5 有機太陽電池のアプリケーション
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。