原液のまま高濃度コロイド粒子のゼータ電位を自動測定。等電点も自動測定
ZetaProbeでは溶液に交流電圧を印加し、コロイド粒子の振動により発生する音波のESAシグナルからゼータ電位を測定します。 高濃度系コロイド溶液では光が透過できないために、光を利用する測定法では測定が困難ですが、電気音響法では音波を使用するため、より濃厚な溶液でもゼータ電位を測定することが可能です。希釈による電解質濃度やpHの変化を心配する必要がありません。 【特徴】 ○高濃度・高粘度の試料に対応、原液での測定が可能 ○電気音響法+多重周波数解析による高精度な測定が可能[特許取得] ○正確なゼータ電位を測定することが可能 →粒子からの信号に類似したイオンからの信号を バックグラウンド補正によって除去 ○パラメータを後から変更して再解析が可能 ○等電点測定に必要な自動滴定システムが標準装備 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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基本情報
【特徴】 ○効率的で自由度の高い測定解析ソフトウェア ○濃厚溶液に対応したハードウェア ○自動滴定ユニットが標準装備 ○測定結果は自動的にExcel形式で保存 →リアルタイムでデータの確認が可能 ○試料容器は簡単に分解洗浄が可能 ○試料容器は攪拌機能付 →沈殿しやすい溶液や高粘度溶液も測定が可能 【主な仕様】 ○測定方式 →電気音響法 ESA(Electrokinetic Sonic Ampuritude)+多重周波数解析 ○試料条件 →粒子濃度:0.5~60vol% →試料容量:220~350ml(流動状態) 30ml(静止状態) →最大粘度:10,000mPa・s →伝導性範囲:0~5S/m →pH範囲:1~13 →温度範囲:10~50℃ →測定範囲:±200mV →測定時間:約60秒 →粒子径範囲:1nm~50μm(アプリケーションによる) ○滴定モジュール:分解能 0.1μL 2連シリンジポンプ ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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用途/実績例
【用途】 ○電池 ○セメント ○インク ○積層セラミックコンデンサ ○研磨剤 ○化粧品 ○塗料 ○磁気メディア ○触媒 ○その他コロイド材料 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
企業情報
当社の接触角計,表面張力計は,多くの納入実績,論文への掲載がございます。 また摩擦計,ゼータ電位計,粘着皮膜剥離解析装置,LB膜作製装置など,界面に関する機器を提供し,お客様の研究,開発,品質管理に多面的に貢献します。 ★受託測定承ります。 当社の受託測定は,高性能の装置を使用し, 専任の測定員が 測定からご報告まで対応しています。 素材評価のための判定指標となる信頼性の高いデータの提供を心がけております。 ・ 静的/動的/接触角 (ぬれ性,撥液性,洗浄評価,表面自由エネルギー解析) ・ 静的/動的表面・界面張力 (浸透性,乳化性,溶けやすさ,ぬれやすさ,泡立ち) ・ ラメラ長 (泡沫安定性,塗膜のピックアップ性,液切れ性,ワキ性評価) ・ 粉体ぬれ (粉体のぬれ性,粉体の表面処理・表面粗さによるぬれ性,粉体浸透速度による湿潤性評価) ・ 静/動摩擦 摩耗解析 (摩擦摩耗,潤滑性,ベタつき,滑り性) ・ 引張試験 (粘着,角度依存,軽剥離,高速剥離) ・ ゼータ電位 (粒度分布,分散安定,凝集,沈降性) ・ 防曇性評価 (くもり度合,透け具合,結露)