落下するゴミ・異物(落下塵)を測定できる特殊測定機
【落下塵カウンターとは?】 落下塵カウンターは、製品表面に付着するゴミ・異物(落下塵)の量を測定する装置です。空気中に浮遊する微小な粒子だけでなく、製品へ付着し不良となる要因のゴミ・異物である粗大粒子(10μm~100μm)を測定することで、不良の原因となる異物を特定し、対策を講じることができます。 【落下塵カウンターの特徴】 ■粗大粒子測定:従来のパーティクルカウンターでは測定できない10μm以上のゴミ・異物である粗大粒子(落下塵)を測定。 ■分級機能:落下塵を大きさごとに紛級し、カウント表示。ゴミ・異物の大きさを把握し、原因特定に貢献 ■迅速測定:測定時間は約40~50秒以内とスピーディー ■ISO14644-17対応:2021年2月に制定されたISO14644-17に対応。不良原因となる粗大粒子の直接管理指標とすることが可能。 品質向上と歩留まり改善のために、ぜひ落下塵カウンターの導入をご検討ください。
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基本情報
落下塵カウンターはシリコンウエハでサンプルし、10μm~100μmの落下塵の分級とカウントに特化した測定装置です。 【仕様】 ■最小可能測定粒子:10μm ■粒径区分:10μm、30μm、50μm、11μm~99μmの範囲で数値を任意に設定可能 *1) ■対応ウエハサイズ:4インチ、2インチ*2) ■最大測定エリア:φ80m、φ30mm ■トリミング機能:有り ■表示切替:有り(区分表示可能) *1)任意区分で設定した閾値は検量線から求めた値であり、計数効率の保証をするものではありません。 *2)計数効率は4インチエリアのみ保証、エリア限定している2インチの場合は計数効率の保証するものではありません。 ※100μm以上の毛髪等の異物は形状や重さの影響でシリコンウエハでのサンプルは不向きですので、より大きいサイズのゴミ・異物調査には『ダスカー100 BLACK』がオススメです。
価格帯
納期
用途/実績例
こんなお困りごとにお応えします! ◯ クラス1万のクリーンルームで管理しているのに異物付着が減らない。 ◯ パーティクルカウンターで管理しても不良との相関が取れない。 ◯ ウエアなどの付着持込みの軽減に苦労している。 ◯ オーブンやコンベアなどの搬送中のゴミ付着の調査がしたい。 ◯ イオナイザーが付着ゴミを防いでいるのか調べたい。
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
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DTSP10-03 | 落下塵カウンターで作業環境内のダストを測定しませんか?! 粗大粒子を測定することにより現場での不良原因の確認や対策に役立てることができます。 |
カタログ(3)
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昭和33年設立当初より、工業用塗料を中心にファインケミカル商品を取り扱い、昭和39年には研究工場としての性格を持つ南信カスタム(株)(現CC・ジー(株))を設立し、自らが商品を使う立場で専門領域における知識の蓄積と、ノウハウの構築を進めました。 こうしたノウハウが評価され、長野県全域にマーケットは広がり、同時にお客様からの要望はきわめて多様なものへと変化してきました。工業薬品や化学品などのファインケミカル分野から電子材料などのハイテク資材、それらを効率的にハンドルする生産システムやリサイクルシステム。危険物や劇毒物の一貫した資材供給態勢の整備や塗料調色の機能付加なども、お客様のニーズ対応から進められています。 また、地域のお客様からの要請に応えて化学工法を駆使した施工分野・化学建設資材分野にも進出し、従来の商社とは異なった総合的視野からアドバイザリー機能を発揮しています。