リクロッカ内蔵12G UHD-SDI 75Ω双方向I/O 『LMH1297』
『LMH1297』 は、単一のBNCを入出力ポートとして使用でき、UHDビデオ・ハードウェアの設計を容易に。 アダプティブ・ケーブル・イコライザとして入力モードに、デュアル・ケーブル・ドライバとして出力モードに構成可能。 内蔵のリクロッカは、両方のモードで最大11.88GbpsまでのすべてのSMPTEデータレートへ自動的にロックします。 双方向I/Oには、オンチップの75Ω終端と復帰損失補償ネットワークがあり、SMPTEの厳格な復帰損失要件に対応します。 追加の75Ωドライバ出力により、各種システム機能をサポートできます。EQ(イコライザ)モードでは、この2番目の 75Ωドライバをループスルー出力として使用できます。 CD(ケーブル・ドライバ)モードでは、この75Ωドライバを2番目のファンアウト・ケーブル・ドライバとして使用できます。 ホスト側の100ΩドライバはCDモードでループバック出力として、監視用にも使用できます。 ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【特長】 ■リクロッカを内蔵したユーザー設定可能なアダプティブ・ケーブル・イコライザ/ケーブル・ドライバ ■ST-2082-1(12G)、ST-2081-1(6G)、ST-424(3G)、ST-292(HD)、ST-259(SD)をサポート ■DVB-ASI、AES10(MADI)互換 ■SMPTEレートを11.88Gbps、5.94Gbps、2.97Gbps、1.485Gbpsにロック ■イコライザ・モード ・リクロッカ内蔵のアダプティブ・ケーブル・イコライザ ・デエンファシス付き100Ω出力ドライバ ・リクロックされた75Ωループスルー出力 ■ケーブル・ドライバ・モード ・リクロッカ内蔵デュアル差動出力ケーブル・ドライバ ・アダプティブPCB入力イコライザ ・リクロックされた100Ωループバック出力 ■75Ω出力での自動プリエンファシスとスルーレート制御 ■75Ωと100Ω出力での極性反転 ■ピン、SPI、SMBusインターフェイスによりプログラム可能 ■動作温度範囲:-40℃~+85℃ ■5mm角の32ピンQFNパッケージ ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■SMPTE互換シリアル・デジタル・インターフェイス ■UHDTV/4K/8K/HDTV/SDTVビデオ ■IPメディア・ゲートウェイ ■デジタル・ビデオ処理/編集 など ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】