熱板への非粘着コーティングで張りつき防止!融着工程のスピードアップで作業ロス低減。樹脂の熱溶着工程での表面処理による解決事例
熱溶着板への樹脂付着にお悩みのお客様の課題解決事例をご紹介します。 ■お悩み 自動車部品の製造のため、ASA、ABS、PCなどの樹脂部品を熱融着に よって貼り合わせる工程では、熱融着用のアイロン冶具(熱板)を 使って約180~210℃でターゲットになる樹脂を溶かし、もうひとつの 部品と熱融着しようとしていました。 熱融着の際に、熱板と樹脂が貼りついたり、溶けた樹脂が糸を引く ように伸びてしまう現象を防ぐためのコーティングをお探しでした。 ■採用されたコーティング ・FSRコーティング ■採用の効果 従来のPFAコーティングと比べて、200℃以上で使用する場合の離型 効果の持続、寿命の向上がみられました。 ■事例まとめ ・表面処理の目的:品質・稼働安定化、スピードアップ、作業ロス低減 ・求められる機能:非粘着・離型性、耐熱・耐寒性、耐摩耗性 ・採用された処理:FSRコーティング(フロロスーパーリリース) ※コーティングの詳細は外部リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【実現できた効果】 ■従来のPFAコーティングと比べて、200℃以上で使用する場合の 離型効果の持続、寿命の向上がみられた(例えば3か月から7か月へ延長) ※詳しくは外部リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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企業情報
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。