計装化落錘式衝撃試験機。材料からコンポーネントまで、シャルピー、アイゾット、打ち抜き、CAI試験(衝撃後圧縮)等幅広い試験に対応
9400シリーズは、高品質な先進材料開発の最前線に立つお客様、 特に高強度で軽量な製品開発を行っている試験室に向け、より速い結果、 より少ないエラー、トレーニングに関わる低コスト化を提供するために開発されました。 9400シリーズ落錘衝撃試験機は、0.3Jから1800Jまでの範囲の主要な衝撃試験規格すべてに準拠しています。 操作手順がシンプルで、事前設定された試験条件および指示付き試験、 データの合理化、解析用データの出力、高速度カメラとの親和性などの最新機能を搭載しています。 インストロンの落錘衝撃試験機9400シリーズはこれらの機能が備わることで、よりシンプルに。 よりスマートに。より安全になります。 ※詳しくはPDFをダウンロード、もしくはお問合せください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
打ち抜き試験、CAI試験(衝撃後圧縮)、引張衝撃試験、3点曲げ試験、くさび剥離衝撃試験は、最も一般的な落錘衝撃試験メソッドです。これらの試験により、ポリマーの靭性、荷重-たわみ曲線、および衝撃事象の総エネルギー吸収量が判別されます。 プラスチックの衝撃試験に関する主なISO規格およびASTM規格は、 多軸衝撃試験に関するASTM D3763、打ち抜き試験メソッドに関するISO 6603、CAI試験メソッドに関するASTM D7136、くさび剥離衝撃試験メソッドに関するISO 11343、引張衝撃試験メソッドに関するISO 8256です。
価格情報
詳しくは弊社までお問合せください。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
※お問合せください。
用途/実績例
手工具の衝撃解明、サッカー・シューズの表底の衝撃、多結晶ダイアモンド・カッターの衝撃特性、のこぎり歯の耐衝撃性、ISO 11343 衝撃下における接着結合強さの測定(くさび-剥離試験)、ヒップ・プロテクターの耐衝撃性、乗馬スポーツのための乗馬器具の衝撃試験、ISO 6603-2 硬質プラスチックの突きさし衝撃挙動、プラスチック散弾銃のシェル詰め物の耐衝撃性、ゴルフクラブ・グリップの衝撃、耐衝撃試験―繊維強化セメント、BS EN 13277 反撃するための安全性、岩石や鉱石の落錘式衝撃試験、高容量引張衝撃試験、AS/NZS 4766 成型されたプラスチック・タンクの衝撃試験、製薬タブレットの衝撃特性、コンクリート・ビームの衝撃特性、屋根用タイルの衝撃特性、LCD ガラス・パネルのエッジワイズ・ドロップ・インパクト、海事アプリケーションのための複合材料の耐圧縮衝撃性、ダッシュボードの高速衝撃試験、AITM 衝撃後の圧縮強さの決定についてのエアバス試験方法、マウスピースの衝撃特性、整形外科用インプラントの衝撃試験 等
詳細情報
-
専用ソフトウェア Bluehill Impact
-
くさび剥離衝撃試験用治具(ISO-11343) 接着剤の剥離衝撃試験
-
打ち抜き試験
-
CAI試験(衝撃後圧縮試験)
-
引張衝撃試験
-
3点曲げ衝撃試験
-
部品の衝撃試験
-
9450落錘衝撃試験機の機能を拡張し、24 m/sの衝撃速度、幅広の試験槽のほか、衝撃試験の事象を逃さないための高速度カメラを統合することも可能です。
-
自動試験により、新しく開発した材料を継続的に試験し、検証することが可能になります。試験サイクルが短縮され、製品を短期間で市場投入できます。
ラインアップ(5)
型番 | 概要 |
---|---|
9310 | エネルギー範囲(J)0.15-20.4 / 衝撃速度(m/s) 0.77-3.71 |
9440 | エネルギー範囲(J)0.30-40.5 / 衝撃速度(m/s) 0.77-4.65 |
9450 | エネルギー範囲(J)0.59-757 / 衝撃速度(m/s) 0.77-4.65 |
9450高エネルギー | エネルギー範囲(J) 0.59-1800 / 衝撃速度(m/s) 0.77-24.0 |
9450大型ベース | エネルギー範囲(J) 0.59-1800 / 衝撃速度(m/s) 0.77-24.0 |
カタログ(12)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(3)
企業情報
インストロンは1946年に、当時MIT(マサチューセッツ工科大学)で 共同研究をしていたハロルド・ヒンドマンとジョージ・バールにより設立されました。 彼らは、世界ではじめて、電気機械式(ねじ式)万能材料試験機を開発しました。 インストロンの名称は、”instrument(計測器)”と”electronics(エレクトロニクス)” から名づけられました。 インストロンの製品群は、ほぼ全ての世界市場及び産業に対応できる多様性があり、 創業以来、70年を超える試験技術と製造経験を構築する中、世界で累計5万台を超えるシステムが稼働しています。 1965年(昭和40年)に、日本国内のお客様サポートのため、インストロンジャパンがスタートしました。 現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに主要拠点を置き、世界160カ国の代理店による 40か国語に対応した販売・サービスを提供しています。