NC加工の精度を向上するためには「工具の撓み量・たわみの制御」が重要! 実際の加工現場では どのような問題が起きているのか?
左の画像は リブ溝形状の立ち壁に「食込み」が発生した事例で 加工トラブルの一例です。 荒取り加工のときに ”工具刃先が切削抵抗によって大きく撓んでしまったこと” が原因でした。 等高線パスでは リブ溝形状に無垢で進入するときに 刃先に最も大きな切削抵抗がかかりますが 溝幅が狭い場合は、刃先が撓んで立ち壁に食込んでしまうことがあります。 工具の撓み量は、切削抵抗の大きさだけでなく 工具の突出し長さによっても 大きく変化します。 突出し長さが2倍になると 3乗に比例して 撓み量は8倍にも増えてしまいます。 また、撓み量は工具径の大きさによっても変化します。4乗に反比例するので 工具径Φ8の撓み量は、Φ10の撓み量の約2.4倍になります。(同じ突出し長さの場合) そのため、小径工具(Φ4以下)の加工では、ペンシルネック工具を使うなど 安定した切削加工をするためには「剛性を考慮した工具選定」が 特に重要となります。 詳しくはPDF資料をご覧くださいませ。 ご不明な点などがありましたら お気軽にお問い合わせください。
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自動車・二輪関連の部品を主体に 大型アルミのダイカスト金型や プラスチック金型(樹脂金型) 電子部品などの精密金型、鋳物や亜鉛合金を使ったプレス試作金型、高硬度な焼入れ材を使った鍛造金型 など
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「ツールコミュニケーション」 私たちの製品は、お客様とのコミュニケーションから生まれます。信頼され、心から満足していただける製品とサービスを提供するために、オーエスジーでは工具を通したお客様との対話を「ツールコミュニケーション」と称し、とても大切にしています。 「shaping your dreams」 お客様一人ひとりの夢をカタチにしたい。その思いを原動力に挑戦を続け、世界のモノづくり産業を地球規模で支えていきます。 時代は、電気自動車、医療、クリーンエネルギーなど、最新技術において大きなパラダイムシフトを迎えています。新素材や最新コーティング技術の研究、環境対応型商品など、未来技術のニーズ、シーズをとらえた最先端技術の開発を、グループを挙げて取り組んで参ります。