温度変化速度100℃/分の「先端ヒータータイプ」を新たに加え、半導体・電子デバイスの温度特性評価を効率化
-40~+180℃に温度調節した空気を噴射し、試験を効率化するチャンバーレスシステム 様々な計測機器や分析・解析機器と組合せて、半導体や電子デバイスの温度特性試験や故障解析、品質試験にご活用いただけます。 【特長】 ■試験効率アップ 先端ヒータータイプは温度変化速度100℃/分(空気温度)を有し、吹出口先端にアタッチメントを取付け試料をコンパクトに囲うことで温度サイクル試験や冷熱衝撃試験の時間を短縮。電力消費量を大幅削減。 ■フレキシブル 先端ヒータータイプは水平垂直多関節アームで狙い通りの場所に吹出口を設置が可能。背面ヒータータイプはフレキシブルホースを採用し、試料や評価装置の駆動に吹出口を追随が可能 ■チャンバーレス、ドアレスでの試験 専用アタッチメントを用いて恒温槽の観測窓ガラスや金属などの遮蔽物がない状態で試料を冷却加熱が可能。画像センサー(カメラ)やミリ波レーダーをはじめ各種車載センサーの評価や3D変異ひずみ測定システムや赤外線サーモグラフィとの組合せ評価、X線透過装置と組合せて二次電池・半導体・プリント実装基板などの非破壊内部観察などを実現
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基本情報
【仕様(抜粋)】 ■吹出温度制御範囲 -40℃~+180℃ ■安定時温度変動 (先端ヒータータイプ) ±1.0℃ (背面ヒータータイプ) ±0.5℃ ■温度変化速度(上昇:-29℃⇒+169℃、下降:+169℃⇒-29℃) (先端ヒータータイプ) 100℃/分 (背面ヒータータイプ) 10℃/分 ■外寸 W502×H1263×D652mm ※性能は外囲温度23℃、外囲湿度65%、定格電圧、空気流量170L/min、圧縮空気温度30℃以下、圧縮空気露点温度-60℃以下において、標準吹出口を用いて測定したデータです。
価格帯
納期
用途/実績例
吹出ホースを通して恒温空気を常時供給する方式を採用しているため、多様な計測機器、分析・解析機器、材料試験機とのセットアップが可能です。 用途事例:熱負荷中の電子基板の反り計測、熱負荷中の電子基板の電気特性評価、車載センサーの温度特性評価、温度環境下での引張強度試験、温度環境下におけるX線透視法を用いた非破壊内部観察 など
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エスペックの環境創造技術はあらゆる地球環境の再現を可能とします。 この技術によって、私たちの暮らしを支えるさまざまな製品や技術、サービスの安全性、信頼性が確認されています。 机の置けるコンパクトサイズから大型製品用の恒温恒湿器、電子部品の信頼性をテストする冷熱衝撃装置をはじめ各種製品を取り揃えています。 当社ではお客様の試験計画の提案に始まり、試験器の選定と提供、環境試験の受託試験と分析・評価も行っています。さらに、製品のメンテナンスはもちろんのこと、製品レンタルや中古製品の販売など、さまざまなサービス内容で環境試験の総合ソリューションを提供しています。