車載機器向けインターフェイス変換IC『S2D13V70』サンプル受注開始
eDP(Embedded DisplayPort)の映像信号をOpenLDI(open LVDS display interface)へ変換する車載機器向けインターフェイス変換IC『S2D13V70』を開発、このたびサンプル受注を開始しました。 eDPとOpenLDIは、いずれも映像信号をディスプレイに伝送するためのインターフェイスの規格です。従来、広く採用されてきたOpenLDIと比較して、eDPは高速で高解像度の映像を伝送できることが特長です。 【特徴】 ○車載規格に対応したeDP-OpenLDIインターフェイス変換IC ○スプリッタ機能を有し、Full-HDまでの範囲であれば同じ解像度の画像を2枚のディスプレイに同時出力可能
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基本情報
【製品仕様】 ○型番:S2D13V70 ○電源電圧:3.3V(I/O) 1.8V(内部コア電圧) ○入力インターフェイス eDP rev.1.4a × 2Lane、最大2.7Gbps/lane ○出力インターフェイス OpenLDI-Tx × 2Ch、 最大120MHz/ch ○表示解像度 ~1920×1200@60fps ○画像補正 8-BitデジタルガンマLUT + 2-bitディザリング ○安全機能 SPIコネクション(16Byteキャッシュによるチェックサム) 入力ピクセルクロック/Sync信号モニタリング CRC(フルスクリーン/レジスタ設定/フレーム比較) ○準拠車載企画 AEC-Q100 ○動作温度範囲 -40~+105℃ ○その他 システムクロック:48MHz スプリッタ機能 ○パッケージ PFBGA8-81(8mm×8mm×1.2mm/端子ピッチ:0.8mm)
価格帯
納期
用途/実績例
本製品は、最高105℃の動作温度車載向けの厳しい品質要求を満たしています。 また、安全機能も充実しています。ECUが出力した映像信号が正しく受信できているかをモニタリングする「CRC機能」や、ECUと本製品との間の伝送経路の異常を検知した際に、特定の画像パターンで表示をマスクすることができる「ブランクスクリーン機能」などを備え、車載機器に要求される安全機能をサポートします。
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