【HR2X-2M】は、車載LIBの廃棄前放電用に開発されたマイコン制御型負荷抵抗器。EV用190~240Vの電池を1台分放電。
ボタンを一押しするだけで放電開始、180.0V到達時に予備音を発し、168.0Vになると終了音を出し放電を中止する。長押しで強制終了。記録なし放電も可能。終止電圧は12bitのA/D変換、マイコン制御で正確。放電結果がSDカードに記録され、付属の解析ソフトウェアで放電容量が自動計算される。研究用に放電停止電圧を1V単位で上下に都度設定できる仕様も可能(終了後は、設定値に戻る)。約230V 20Aで放電し、放バッテシリーズで最大負荷(4.7KW)を放電する。単純な構造で大電流が流せるため、従来の定電流放電装置で測定する機器と比較し精度よくSOH、SOCが測定できる。
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基本情報
MOS-FETでのスイッチングで、ON-OFFの火花が出ない。本体が7.4kgと軽量で、持ち運びが可能。基板、ソフト等すべて自社開発のため各種仕様に対応しています。お気軽にご相談してください。
価格情報
TOYOTA PriusのLIB放電に最適設計。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
EV用LIBの劣化度(SOH)測定、廃車前安全・完全放電。電池の研究用(有名私大で使用実績あり)。太陽光発電のバックアップ電池の点検。
詳細情報
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システムの全体概念図です。本体側でデータを記録して、添付のソフトで解析すると、放電と累積放電量(SOH、SOC)がカーブと数値として印刷できます。
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添付のソフトをパソコンで起動して、ファイル名、メモ等を入力すると、グラフ付き報告書が印刷できます。
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起動は、黒ボタンを押すだけ。上段には、一秒ごとに電圧と経過時間、下段には現在の進行状態が表示されます。基本は黒ボタンだけで、途中で止めるときは、右の赤ボタンを長押しだけです。
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放電中止すると液晶にユニークなファイル番号(連番)が表示されるため、結果を分析し報告書にする場合は、そのファイル名を指定します。ここで、会社名、日付等の入力ができます。
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TOYOTA Priusのバッテリーで、某社で実際に使われています。
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有限会社浜松コンピューティングは、企業向けパソコン修理、ワープロ修理、を行いながら、独自の技術で、バッテリーの容量測定器(診断機)を開発、販売しています。プログラムも自社で開発のため、各種オリジナル仕様が可能です。 お気軽にお問い合わせください。