レオメーターを用いることで、テクスチャーメーターでは定量化できなかった様々な食品食感を定量化することができます。
日本はもちろん、世界でも大きなシェアをもつアントンパール社のレオメーターです。この装置を用いることで、様々な食品食感を定量化することができます。 食品の「おいしさ」には味、香りだけでなく、食感も大きく影響していると言われています。食感評価には官能評価、テクスチャーメータを使った評価がよく行われています。しかしながら、官能評価には時間、労力がかかるという欠点があります。テクスチャーメーターを用いることで、時間や労力は大幅に削減できますが、数値化できない食感も多く存在するという欠点もあります。 食品食感は、口腔内での食品の破断、流動や変形、あるいは舌ー食品間での摩擦や、食品を介した舌ー口蓋間の摩擦等によってもたらされます。 レオメーターや、そのオプションパーツを活用することで破断、流動、変形、摩擦といった様々なサンプル挙動を定量化することができるため、様々な食感を、時間や労力を削減しつつ定量化できると期待されます。 弊社ではデモ測定も受け付けておりますので、定量化したい食感があれば、是非お問い合わせください。
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基本情報
弊社のレオメータは操作性を重視した省スペース設計となっており、一般的な実験台や作業台に容易に設置いただけます。 1回の測定に必要なサンプル量は、測定に用いる治具によって異なりますが、スタンダードな治具では0.2~2mL程度となります。 固形の食品から飲料に至るまで、幅広いサンプルに対応可能です。
価格情報
使用するオプションパーツの種類や量によって、価格は変動します。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
用途/実績例
様々な食品会社で、MCRシリーズをご活用いただいております。 MCRシリーズは感触の定量化以外にも、品質管理や流動特性の評価等にも使用できるため、以下に示す幅広い業界に納入実績がございます。 ■化学工業 ■化粧品・パーソナルケア ■医薬品・医学・バイオテクノロジー ■教育・研究 ■材料科学 ■環境科学 ■石油化学産業 ■自動車 ■鉱物・鉱業・原料 ■電子工学 ■食品 ■飲料
カタログ(5)
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。