「狭額縁」「シームレス」で「加飾つき」樹脂フレームとガラスの一体成型品!
【お客様からの開発ニーズ】 携帯端末のサイズを変える事なくディスプレイを最大化する為、表示部のガラスと樹脂フレームを一体成型することで額縁を極限まで細くして欲しいご要望を頂きました。 【より具体的な要求内容】 ガラスのインサート精度を高め接合範囲を極限まで細くしながら、更に防水性も担保して欲しい要求をされました。 【当社からのご提案内容】 あらかじめガラスの裏面に意匠加飾とともに樹脂と接合するバインダー印刷を施し成形樹脂の熱によって接合するインキを、メーカーと共同開発しました。接合強度の定量的な数値管理と、防水性能を専用機器にて気密性能を全数検査にて保障。当社の特徴であるインモールド転写の利点を生かし「ガラスには転写がされないが樹脂フレームには転写される」性質によって、成形時にフレーム加飾まで行える工法として成立させました。 【お客様からのご評価】 狭額縁かつガラスとフレームの隙間・段差の無い製品をご提供することができ、国内外のセットメーカー様にご採用頂くことができました。更にフラットなガラスのインサートだけでなく、”曲げガラス”のインサートのご要望も頂きご採用頂きました。
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基本情報
■成形工法 ガラスインサートインモールド(GIM)成形 ■成形樹脂 PC-ABS樹脂 ■対応成形機 110ton ■製品サイズ 130mm×58mm×3mm ■製品仕様 ガラス:アルミノシリケート6面強化ガラス 表側AFP加工、裏側シルク印刷(バインダー含む) 樹脂表面:ハードコート+意匠転写(インモールド) 2次加工:ゲート処理、エアリーク試験
価格帯
納期
用途/実績例
■携帯端末用フロントカバー ■携帯端末用リアカバー ■車載CID用カバーレンズ ■ATM機器紙幣読み取りカメラ用カバー ■ステーショナリー
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【吉田テクノワークスとは】 化粧品容器製造で培ったプラスチック成形+加飾技術を活かし、成形と同時に転写加飾を行うインモールド転写成形を世界で初めて製品化したメーカーです。 【主要技術】 ■製品の両面に成形同時加飾を行うダブルインモールド成形 ■シートインサートとインモールドを組み合わせたハイブリッド成形 ■強化ガラスを金型にインサートし、樹脂フレームを一体成形かつ加飾も行うガラスインサート・インモールド(GIM)成形 ■回転2色成形とインモールド転写を組合わせた2色成形インモールド成形 ■金属(SUS板金、ナット等)のインサートとインモールド成形の複合技術 ■リアルマテリアル(本杢、ファブリック、合皮等)インサート成形 ■金属、ガラス、樹脂に対応するアウトモールド深絞り加飾工法(VSS)