上水、河川水(原水)から精製水、注射用水のTOC分析用途に適した湿式酸化/NDIR方式のTOC分析計です
湿式酸化/NDIR方式を測定原理とする「Fusion」全有機炭素分析計は、精製水・注射用水の日常管理から洗浄バリデーションまで幅広く活用することができます。また、上水や河川水(原水)に至るまで安定した測定を行うことができます。 ■主な特長 ・分析に必要な全ての項目の操作が可能 ・各種分析方法をプリセット済 ・ユーザーはプリセットされた設定を用い、必要最低限の調整設定のみで ・希望の測定が可能 ・装置の状態を常時診断 ・TekLink(TM)21CFR Part11に標準対応
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基本情報
■レイアウト 本体とオートサンプラーの一体化による省スペース化、また測定部の見える化により不具合の早期発見が行え、またメンテナンス性を向上させています。 ■高い測定感度 従来より高感度なNDIRを搭載、これに静圧濃度測定技術「特許出願中」を組み合わせることにより0.5ppbから4,000ppmの測定が可能。 ■静圧濃度測定技術「特許出願済」 NDIRの出口弁は、チャンバー内が加圧されるよう閉じ、NDIRのガスが平衡状態になった時点で二酸化炭素の濃度を測定。これは従来のNDIRを通過するキャリアガスが含む二酸化炭素濃度の連続測定に比較し安定した高い精度での測定が可能。 ■マスフローコントローラー 測定系の迅速な洗浄及びバルブのリークチェック機能 ■自動検量線作成機能及び自動校正機能 単一濃度の基準液から複数の既知濃度を設定し、自動で各濃度の検量線作成及び校正が行えます。 ■TOC分析装置制御及び分析ソフト 分析装置にはTekLink TOC分析装置専用のソフトウエアが添付されています。本ソフトウエアはWindowsベースのGUIに対応しています。
価格帯
納期
用途/実績例
■主な用途 ・精製水・注射用水 ・洗浄バリデーション ・上水 ・飲料水・河川水 ・ボイラー水 ・処理水
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ティ・アンド・シー・テクニカルは昭和63 年(1988 年)創立以来、水質測定機器(導電率、比抵抗計など)の販売をはじめ、その品質を保証するためのサービス業務を四半世紀以上にわたり実践してまいりました。創業当初、半導体製造に欠かすことのできない超純水の品質に着目、その品質を保証すべく当社の担当がお客様のもとへ出向し、現地で水質測定機器の保守、点検、校正作業をおこなう手法を日本で初めて確立しました。 平成5 年(1993 年)には超純水の品質を保証する上で重要な指標となる全有機炭素計(TOC 計)の開発・販売に着手、以来、半導体をはじめ医薬・製薬、食品、飲料など様々な業界のお客様に当社の全有機炭素計(TOC 計)をご利用いただいております。 近年では、当社の専門分野である「水」に関連する様々な測定機器の販売及び保守点検を実践しており、これらを通じてお客様の設備運用において省力化やコスト削減に貢献していきたいと考えております。また、より高度な校正技術の維持向上を図り、お客様にご購入いただいた商品の保守、点検、校正業務を通して一層の安心をお届けできますよう心掛けてまいります。