薄膜コーティングで粘着剤付きパッケージの連続カットを実現!非粘着性に優れた薄膜コーティングで刃物の切れ味もそのまま。
糊付きのパッケージを廃棄する際の、カット刃の付着防止を実現した事例をご紹介します。 ■表面処理を検討した背景 製品をパッケージから取り出す装置では、 糊のついたパッケージを自動で小さくカットし廃棄できる仕組みが必要でした。 ■実現したかったこと 装置は無人で稼働し、人の作業は、細かく切られたパッケージがダストボックスに一杯になった際に捨てるのみです。 そのため、パッケージの糊をカット刃に付着させず、メンテナンス不要で稼働することが求められました。 ■処理を選ぶ条件 当初は粘着物の付着防止に有効なふっ素樹脂コーティングが選定され、テストが行われました。 すると、ふっ素樹脂コーティングの30μm程度という膜厚が原因で、刃物の切れ味が低下してしまいました。 解決策として、刃先だけコーティングを研磨、刃出しして再試験を行いましたが、今度は刃先がコーティングされていない状態となったため糊が付着。 連続的にパッケージをカットすることができなくなっていました。 ■採用コーティング 『MRSコーティング』 ▼改善事例集やおコーティング試しセットを無料進呈中!▼
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基本情報
■MRSコーティングで実現できたこと 【採用例】 コーティング選定の条件より、フッ素樹脂コーティングよりも 薄膜なコーティングが検討されました。 また装置の刃物はハサミのように2枚の刃が擦れながら カットする構造になっていたため、離型性とすべり性に優れる 「MRS-003」をテストしたところ、狙い通りにパッケージの 糊の付着を防ぎ、すべり性によってスムーズな稼働も実現。 装置の耐久試験に合格し、連続稼働を可能にしました。 吉田SKTではカット工程の改善事例やお試しセットを無料進呈中です。
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「カット工程カイゼン」サイトではさまざまなカット工程での粘着トラブル改善事例を無料進呈中です。
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。